世界一周なう。日本っていい国だね。
早く日本に帰りたい。日本に帰って、リコリコのファンブックとアンソロジーを買って、成田空港到着ロビーの上にある吉野家で美味しい牛丼を口に掻き込み、冷た〜〜い無料のお冷で喉を潤し、醤油を飲んで、綺麗で温かい便座でウンコをして、ウォシュレットでケツの穴を洗って、潤沢に出るシャワーを浴び、Yahoo!ニュースを見て、布団で寝たい。
ところで、和氣あず未さんがご結婚なさって、仰天したが、こちらとしては現在それどころではない。いかに少ない金で多く腹を満たそうか考えるので精一杯である。
アメリカもイギリスも、その他私の通った諸外国も、いい国ではあると思うけど物価が高い。
特にアメリカはやばい。高すぎて何食ったらいいのかわからない。ピザ以外の物価が終わってる。ピザだけ普通の物価。日本の食事のありがたさ、ご飯おかわり自由という概念のありがたさを実感した。
物価が高い以外に、風呂に入りにくいのも大変。
イギリスは風呂の作りから、風呂に興味のない国民性が明らかだが、そもそも涼しいので風呂には2~3日くらい入らなくてもそんなに不快ではない。しかし入るときは大変で、シャワーの下の床が地続きでトイレとつながっていたりするので、ビーチサンダルが必須となる。持ってなかったので最初の夜は風呂入ったのに足だけめちゃくちゃ臭くなっていやだった。ビーサンを途中で買ってからは快適になった。調べたところによるとユースホステルではマストアイテムらしい。
アメリカは風呂は大抵ビジホの風呂みたいになっていて、イギリスよりはしっかりしている。日本の風呂文化はいろいろと異常だ。
あとは英語。英語は毎日使うので日本出発時よりは板についてきた。
しかし自分の言いたいことは大体言えるけど向こうが言っていることがわからない。一方的に向こうが喋って、わからないので、Then, can I use XXX? みたいに聞き返して、Yes or No で判断している。
ネイティブスピーカーの言っていることはちんぷんかんぷんだが、ノンネイティブの英語は聞き取りやすいので、ノンネイティブと英語で話す分には結構成立してるっぽい会話ができる。あとアメリカ英語よりイギリス英語の方が幾分か聞き取りやすい。アメリカ人はやや高圧的で、本当に自分たちが世界の中心であるかのような話し方をする。
(プリペイドカードの払い戻しをするとき)“Tell me YOUR NUMBER please!!!” みたいな。
私が聞き取れなかったので“My phone number is not aveilable because...” といったら 半ギレで“N O! show me your CARD NUMBER! ” と言われた。黒人なので余計に怖い。
イギリスだったら“(なんだこいつ英語わかんねーのかよ)No. brabrabra~” だと思う。京都と大阪みたいな違い。アメリカ人は聞き返すと返答が基本全部大文字になる。
こちらで快適なのは気温。日本みたいなキチガイじみた暑さはドバイ(屋外)だけで、あとは涼しくて日本の春先みたいな感じ。特にイギリスの涼しさは非常に魅力的で、移住を本気で考えてしまった。将来は涼しくて物価の安い国に移住したい。
しかし旅人としては、物価が高くて口座の残高がものすごいスピードで減っていくのを見るのがもう嫌なのでとりあえず早く日本に帰りたい。