アメリカ大陸横断スタート
(ニューヨーク→ワシントンDC)
ニューヨークでの用事を全部済ませたら、ワシントン行きのAmtrakが出発するNYペンステーションまで向かう。
でかいのだが、構内は割とあっさりしている。駅ビルみたいなのもない。
フードコートはある。
地味に珍しい一方向独立のエスカレーター。ポケモンセンターでしか見たことない。
電源の取れる快適な待合室で仕事しながら待っていたら、23時半くらいに「CLOSE!」と言われて追い出されてしまった。なんでよ深夜便出すなら開けといてよ。
追い出されたので地べたに座ってホームレス気分を味わった。
列車は2時53分出発。出発ホームが判明するのが10分前で、長蛇の列になるので写真を撮っている暇はない。
2時53分、ほぼ定刻で発車。
客車列車なのに、170km/hくらい出してかっ飛ばすのでなかなか新鮮で爽快。
もちろん寝た。
6時半にワシントンに到着。寝ぼけながらホームに降りる。
ワシントンはアメリカの首都なのだが、駅前に何もない。日本の感覚で、首都っていうのは大都会なんだなみたいなイメージでいくと拍子抜けする。
ほんとになにもなく、日曜日なのでカフェも営業していない。そもそも駅前にはカフェすらない。
国会議事堂だけとりあえず見ておいた。やることがないので、駅に戻って作業したり寝たりして時間を潰した。
弾丸で予定を組んだ兼ね合いでワシントン・シカゴ・サンフランシスコにそれぞれ3日ずつくらい滞在しないといけなくなってしまったが、もっと早めに予定を組んでおけばもっと早く日本に帰れたかもしれない。
早く帰りたい。アメリカ物価高すぎなに食って生活すればいいんだ(n回目)
いい感じの時間になったら地下鉄を使って宿に向かう。
ワシントンの地下鉄はニューヨークのと違って天井が高くてきれい。
UIの敗北感がすごいチケットマシーン。
だいたいどの都市に行っても交通系システムへの順応は早く、我ながら流石だと思う。
航空宇宙博物館
スミソニアン航空宇宙博物館に行った。本館・分館があり、2日かけてどっちも行った。
分館は辺鄙な場所にあり、市街地からはメトロとバスで1時間くらいかかる。流石に歩いては行けないので素直にメトロを使った。
途中でイスタンブール出身のお兄さんに話しかけられ、イスタンブールちょっと前に行ったよ〜!つってバスの中は彼と話していた。ネイティブの英語は何言ってるか全然わからないのに非ネイティブの英語は超わかるし意外にこちらもペラペラ英語が出てくるのであれ?となった。
所狭しと飛行機が並べられている。人類の空への執念を感じた。
エノラ・ゲイ(本物)
スペースシャトル(本物)
スペースシャトルは人類が作った最も複雑な機械らしい。
次の日は本館に行った。
英語の説明を英語で読んでいたら全然時間が足りなくて、展示物の半分も見られなかった。
館の規模は大きくないが、途中で眠すぎて1時間くらい昼寝したのもあって全然見切れず、不本意ながら再訪の余地を残した。
2025年まで改装工事で館の半分は入れないので、次来るときは2倍くらいにデカくなっているはず。
ホワイトハウス
せっかく来たので一応行ってみた。
あんまり感想はないのだが、ある意味世界で一番暗殺から守られなくちゃいけない人のお家がこんなおっぴろげにオープンになっていて大丈夫なのか心配になった。
もちろん周りには屈強なアメリカ人の警官が警護にあたっていて、怪しい動きをしようものなら速やかにつまみ出されると思うけど。
ピザ
この国にはピザしか食べるものがない。
正確には、他にもあるが、少ない予算でどれだけ腹を満たせるかを考えた場合、選択肢はピザ以外ない。
こんなハンバーガーや
こんなサンドイッチを食べたが、これでは腹は膨れない。
圧倒的な脂肪と糖を胃袋に流し込み、満腹中枢を馬車馬のように働かせる食べもの。それが
ピザである。
うまい!!!!!!!!デカい!!!!!!!!!!
デカすぎて1スライスすら食べきれない。
残りは翌日の朝にしたが、冷蔵庫がないので、常温保存のピザを翌日に食べるというギャンブルになった。
ギャンブルには無事に勝った。
宿
オンラインで大事な就活のミーティングがあったので1泊目は個室の宿。
駅から歩いて30分くらいかかる国道(多分)沿いにある。
古いけど綺麗で広い部屋。洗濯もできた。
就活はやる気がないがお声かけのあったところだけ真面目に仮面をかぶって参加している。今日は1対1で質問攻めにあった。アイスブレイクとか一切なしで濃いエピソードだけ20分くらいでほじくり返されて終わりである。
2、3泊目はドミトリー。
ドミトリー宿ではなくドミトリー付きホテルみたいな感じで、プールがついていた。綺麗なところ。
ロビーでキンキンの水が飲み放題で非常〜〜〜〜〜〜〜に助かる。
タオルもついていてこれも非常〜〜〜〜〜〜〜に助かる。
下のベッドのおじさんが何やら缶バッジの行商人かというくらい大量の思想強め缶バッジで部屋を占領しており、怖かったが悪い人ではなさそうだった。
また、チェックインして部屋に入ったら私の割り当てベッドが他の人に使われていて、ドキッとしたがモロッコ出身のおじさんが単に間違えて荷物を置いていただけだった。