ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

Twitterに載っけられない長文置き場

とっておきのイヤホン

 

毎度毎度論ずることがこれしかなくてどうすんのお前という気持ち。

街で困っている女性声優なんてみたことがないが、どうやったら見つかるのだろうか。街で困っている女性声優さん、募集しております。

という冗談はともかくとして、とにかく引きずっていることは確かである。どうしてそこまで推しでもない女性声優の結婚に一喜一憂していて、しかもすこし快感を覚えているような自分がいるのか。これが示唆するのは、異性への「飢え」である。

いま人生において性欲が絶頂であるはずのこの期間に、異性との交遊がほぼゼロとなっている。性欲由来の交遊は私は世界で最も、いや最もではないかもしれないが、かなり非合理的でエネルギーやリソースの無駄遣いだと考えている。しかしこれは、多くの場合に、楽しい人生を過ごすうえでほとんど必要不可欠なものであると、最近認識するようになった。

そういう刺激なしに楽しい人生を送れる一部の人というのは、「多くの場合」には当てはまらないのだが、凡人はその多くの場合に該当する。多様な価値観が認められる(笑)時代になってもなお、マジョリティに支持される価値観というのは、ほとんど人生の最適解だ。

はっきり言って人生はそこまで面白くもないし楽しくもないのだが、それは私が人生や世界に対して悲観的な視点を持っていて、生きるうえで無駄だと思うものを容赦なく切り捨ててきたからである可能性が非常に高い。切り捨ててきたものの中には、交遊、外食、バスやタクシーによる移動などが含まれる。これらを切り捨てることなく生きている(のか実際はしらないけど)髪の毛の色が後天的に明るい人たちは、なんだか実に楽しそうに生きているようにみえる。

無駄を切り捨てるのは確かに合理的な選択だが、合理的なことがすべてではないのである。人生には無駄が大切だ。乗り鉄だって無駄だけどそこそこ楽しいよね。

 

youtu.be

とりあえず「とっておきのことば」を毎日リピートしている。

で、飢えに対してどのように対応するのかということなのだが、う~んどうしよ。風俗行こうかな。うん。風俗行きます。涼しくなったら。

 

で、ここから話が全然変わって、東京国際フォーラムで漫才を見た。その前の週にもわけあって漫才を見ていたので2週連続となる。

その観劇が終わった後、秋葉原のeイヤホンに行った。有線のイヤホン(finalのE2000)をなくしてしまったので、代わりになる新しいイヤホンを探すのが目的。

オーディオ沼を脱していてもやはりeイヤホンは面白く、まずJBLのCLUB PRO +が中古で並んでいたので、(欲しかったやつ...。)と思って試聴もせずレジに持っていった。私はそのまま買おうと思ったのだが、レジの店員さんが「中古品ですが試聴しないで大丈夫ですか?」「はい」「中古品ですが本当に大丈夫ですか」などとしつこく試聴を促してくれたので、じゃあ試聴しておくかと思って試聴ブースの席についた。

対応してもらっている間、つい出来心で、その店員さんに「ここに並んでいる中で、予算15000円前後くらいで、アニソンが綺麗に聴けるイヤホンのおすすめはありますか」と質問してしまっていた。聞いたその店員さんはもう明らかなオーディオ&アニメオタクという感じの風貌をしていて、私の注文を聞くとアズスーンアズ動き出し、普段はiPhoneAndroidどっちを使っているか、DACは使っているか、リズム感が押し出される感じとボーカルが押し出される感じどっちのほうが好みか、などと質問してくれた。私がその質問に答えると、ニヤニヤしながら嬉しそうにクリアケースを物色し始め、「リズム感重視」「ボーカル重視」という観点から、2つのイヤホンをおすすめしてくれた。なんか選ぶとき、「頼むッ!」とかデカめの独り言を言っていて、うわ~オタクだ~と思った。

おすすめされた3機を試聴してみると、やはりオタクという生き物の信頼性を感じた。キーワード「リズム感」のイヤホンは、リズム感がすごい。そしてキーワード「ボーカル」のイヤホンは、

ボーカルがすごい。音痴な私は、そのすごさを言葉で表現することはできないが、とにかく、そう、ボーカルがすごいのだ。(その方は「ボーカルが近い」と言っていた)

聞き比べたうえで、ボーカルが綺麗に聞こえるやついいな~となり、その方にもう一度お願いしてもう1機おすすめしてもらった。かなり悩んでいる様子だったが、突然「そうだあの子がそこにいたじゃないか!」と漏らすと、クリアケースの棚の通路をオタク歩き(スタスタ)で移動してそのイヤホンを出してくれた。私はこの人は信頼できると思った。

試聴の末、最終的には、最初におすすめされたイヤホンを購入することに決めた。値段は割引込みで25,000円くらい。予算だいぶオーバーだが、予算内で買って「あれ買っときゃよかったな〜」と後悔するくらいなら奮発したほうが絶対に良い。女性声優のボーカルをこんなに生々しく聴くことのできるイヤホンに出会ったのは初めてで、この人におすすめしてもらえてよかったと思った。

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何やら上等なケースに入っている。

話は戻って、「とっておきのことば」をこのイヤホンで聴くと、うん、これがとっておきのことばだ...。となる。すばらしい。女性声優ご報告後用のイヤホンとして、これからしばらくの間君臨し続けてくれることだろう。

 

就活、院進、やる気のない学生

3年生に進級してから、ほぼ毎日のように「就活」という単語を見聞きするようになった。毎日のように就活関連のメールやダイレクトメッセージが届くので、就活ビジネスって儲かるんだな〜という感じ。

中でも一件、これは前からお誘いを受けていた就活イベントがあったので、まぁ下見は大事かなと思って参加した。

就活イベントでは就活を頑張る同年代の学生と、参加企業の人事の人と話すことができる。大体このようなイベントに参加すると、刺激を受けて就活へのやる気が高まるらしいのだが、私はむしろ院進へのやる気が高まってしまった。

なぜなら、他の大学生が私と比較してかなり勉学に対して関心がないらしいということが判明したからである。

彼らは楽だからなるべくオンライン授業をとるようにしているうえに、取りたい授業がなくて困っているらしい。グループ会話のアイスブレイクの時間で、「取りたい授業ないですよね〜」みたいな投げかけをされて、周りの学生が「うんうん」と同意するなか、取りたい授業が多くて兼ね合い的にどれを取ろうか迷っている私は「ハハハ...」みたいな愛想笑いを返すことしかできなかった。「必修授業が多くて忙しい」「私より時間割埋まってる人いないと思う」と豪語していた女の子の時間割が、私が(これで標準的くらいかな)くらいに思っていた自分の春学期の時間割(仮)とほとんど変わらないコマ数だったのも、そう考える理由の一つになった。偏見だが、授業もどうせ後ろの席に座って内職でもしているのだろう。

かくして、図らずも私が他と比較すれば熱心な部類に入る学生であることが判明し、私は大学院への思いを強くしたのであった。

それに関連して、私は自分の大学や学科に対しても強い思いを持っている。これまた聞くところによると、多くの学生は自分の大学や学科に対して不満を持っていることが多いらしい。課題が多いとか厳しい先生に対してヘイトを持っている学生も多くいるようだ。ある授業の中で、自学科についてグループディスカッションして魅力を挙げるというタスクが与えられたとき、他のグループが先生や学校に対して不満ばかり垂れていたのが印象的であった。まぁ不満の一つや二つくらいは誰にでもあると思うのだが、そんなに不満なら大学をやめればいいじゃないかと思ってしまった。

先生だってヒマではないなかで、やる気のあるとは言えない学生に対してあえて厳しい課題に取り組ませようとすることは、先生の優しさの表れではないかと思う。そういった表面的な利得だけを見て、ナントカ教授がウザいだとか曰うのは甚だ幼稚だと思う。不満タラタラな学生とは対照的に、私は私にとって非常に理想的に構成された弊学科のカリキュラムに感嘆し、その教育理念に完全に賛同し、非常に優秀な先生方が無能な私に対して教育を施してくれることに感謝し、日々通学しているところである。私が持っている唯一にして最大の弊学への不満、図書館について彼らが何かしら言及してくれれば見直したのだが、どうやらそういった話は出てきていないようだった。そもそも図書館にすら行ったことがない人種かもしれない。識っていなければ認識できないのである。

かくして、図らずも私が他と比較すれば熱心な部類に入る学生であることが判明し、私は大学院への思いを強くしたのであった。

 

ナビダイヤルに対する怒りと滅びの呪文

バルスナビダイヤル!!

今年の夏休みに、1か月くらいイギリスに行くことにした。せっかく海を渡るので、ついでにアメリカに行ってアメリカを鉄道で横断してから帰ろうかなと考えている。これによって世界一周(物理)が達成される。

世間の大学3年生はサマーインターンやら面接?やらで忙しい時期だと思われるが、今しかできない長期海外旅行といつでもできる仕事、どちらを優先させるべきかは火を見るよりも明らかである。迷うまでもないことだ。

で、飛行機のチケットを取ったのだが、イキって英語版のExpediaで予約したので、間違えて苗字と名前を入れ替えて予約してしまった。このくらいのミス、よくあることだろうし、すぐに変更できるだろと思ってExpediaに問い合わせたら、変更・キャンセル不可のチケットなので変更できないという。事情の詳細は省略するが、税込28万円のチケットだったので、変更できないと丸々ああああああああああ!!!!!2~3万くらいなら許容できるといえばできるけど、30万円で虚無を購入するのはさすがに容認できない。血の気が引いていくのを感じた。

で、じゃあ航空会社の方に直接問い合わせてポリシーとやらを確認してやろうではないかということで、ANAに問い合わせたのだが(日本語の通じるANAでよかったけど)、これが本当に発狂してしまった。そう、

ナビダイヤルである。このクソが本当に滅んでしまえさっさと滅んでくれ

ナビダイヤル、わかると思うけど、本当にゴミなんですよこれ。まず待機中に金かかるのが一番おかしいよね。2 5 秒ごとに 1 0 円ってnani? 1分話したら24円だよ。1分あたりうまい棒2本買えるんですよ。うまい棒値上がりして12円になりましたよね。ほんとクソですよね。うまい棒12円にするなら小学2年生で12の段のかけざんまでは暗唱できるように教育してくれよ。

で一番ムカつくのがさ、「ナビダイヤルでおつなぎします」って最初に言うよね。その後さ、2 5 秒ごとに 1 0 円で「ご利用いただけます」って言うよね。ご利用いただけますって言うんだよ。自動音声が。こっちは別に利用したくてしてるわけじゃないのに!!!!!

それに、待機中に金が発生するってさ、マジチンピラだよね。本当に。何回でも言うけどあれは本当にあたおかシステム。あれチンピラじゃない?あれをチンピラと呼ばずして何をチンピラと言うか?もうナビダイヤルが一番チンピラ。

で、ナビダイヤル導入してるところって大体待たせるじゃないですか。「ただいま電話が大変混み合っております」とか言って。待ってる時間に金が発生するのはマジでどういうことなのさ?こっちが待ってるのはさ、あなたたちの都合じゃん。そこで金が発生するのはマジおかしいって。本当にそれがもう本当にチンピラ。Appleだったらかけ直してくれるんだよ。しかも待機中の音楽まで好きなジャンルを選択できる。クッソ音質悪いけどそういうところがホスピタリティなんですよ。

私の場合だけど、深夜の2時に電話したんですよ。ANAのHPにあった待ち時間の目安を見て、深夜にかけたら待ち時間が少なくて済むかなって思って。大体いつも3時間待ちとか表示されてるから。3時間も待つのごめんじゃないですか。で深夜まで待って、待ち時間目安が「45分程度」になったくらいで電話したんですよ。それが2時20分くらいだった。

で繋がったのが4時20分。2時間待ち。こらあああああああ嘘つきいいい嘘つきは泥棒の始まりだっておかあさんから習ってないのかあああ!!??つまり私ナビダイヤル3000円くらい捧げたんですよ。通話料4桁ってأريد أن آكل شريحة لحم الهمبرغر。しかも結局チケットはキャンセルできなくて、Expediaに言ってくれって言われました。はいいいいい(やす子)

待ってるときもね、ナビダイヤに限らずですけど、コールセンターに電話すると待機時間に待機音楽流れるじゃないですか。あれがひたすら2時間流れ続けんの、で流れ続けてる間にもお金が発生すんの、2 5 秒ごとに 1 0 円。もうね。ほんと発狂して頭きて、1時間過ぎたあたりからマジで奇声が止められなくなった。あああああああああ!!!!っとかね。なんかやりようもない怒りをどこに発散していいか分かんなくて奇声あげたり喚いたり。深夜なのに。あとなんかほんと手が震えてきて、なんか椅子を思いっきりけっぽったり、そういうなんか本当に中毒症状ってのかな?なんか禁断症状みたいな。なんかほんと止めらんなくなってマジで発狂してしまった。精神に異常をきたすってこういうことなんだなっていうのがね。

わかった。マジで。発狂してしまった。それで。繋がったんだけど、2時間待ってそん時もう4時じゃん。私ずっと起きてるんだよ。だからもうなんか?頭回んなくて。何伝えていいかわかんなくて、最初の20秒くらい無駄にしたのよ。それで10円発生。うまい棒1本買えるわけです。いや買えません。12円なので。うまい棒はテリヤキバーガー味が一番好きなんですが!?

本当ふざけてるよね。最初の20秒ぐらい寝ぼけてて何言ってるか自分でもわかんない。みたいな感じで。で段々意識戻ってきて。でもコールセンターの人に文句言うわけにもいかないから、通話終了した後にもう一回発狂したよね。もう本当に!ナビダイヤルがマジでクソっていうこと!もう本当にナビダイヤルを滅ぼしたくてしょうがない。ということです。ナビダイヤルを作った人は道徳の成績が2。

それで航空券の名前については、Expediaに問い合わせて、その後消費者センターに問い合わせて、最終的には変更してもらえることになりました。消費者センターの人が頑張ってくれたので本当に助かりました。私もかなり頑張りました。

ナビダイヤルを赦します。

女性声優のご報告でととのいたい

自分を見つめ直す刻はいつも唐突にやってくる。

 

ご結婚おめでとうございます。
木野日菜さんは私が密かに推していた女性声優のひとりで、まさか結婚するとは考えてもいなかった。いや、正確には考えてはいたが、(実家暮らしっぽいし結婚は流石にまだ無いだろw)くらいの感じに捉えていた。
ご報告ツイートを見て、初めて自分の金で酒を買って飲んでやろうかと思った。結局もったいなくて断念したけど。

彼女いくつだったっけ?と思ってwikiったら26歳だそうだ。近年は20代でご報告する女性声優も増加の傾向にあり、恐ろしさを隠せない。
もう「あと(30 − 任意の20代女性声優の年齢)年は安心だな」とか、そんなことは言っていられなくなったのである。先日の赤尾ひかるさんに続いて木野日菜さん。この調子だとロリ声20代女性声優が危ない。長縄まりあさんのご報告はすぐそこだ。

さて、そもそも私やその他の一部のオタクは、自分と結婚することなんか叶わないはずの女性声優の結婚に対してどうしてこれほどまでに執着するのか。
最近気づいたのだが、それは、他人様の結婚が、いわゆる異常男性たる自分を見つめ直さざるを得ない機会になるためではないか。

一般男性とは一体誰なのか。一般の定義は何か。
女性声優が結婚したとき、あの娘が自分とは別の男と仲良くあんなことやこんなことをしていたと発覚したとき、
私たちは自分にとって都合のいい彼女像を一方的にただの1人の女性に投影していたその行為が、愚かであったことに気がつくのだ。
程度の差こそあれ。

人と関わるのが面倒臭い、彼女を作るのも面倒臭い。
そうして人付き合いから逃げた結果、私は偶像崇拝に走る。
画面に表示されている女性声優という偶像、そしてキャラクターという偶像。いつも愛想よくニコニコ笑顔で、一緒に表示されている偶像とそこそこ面白いことを言い合い、そして世間の女性から自分に向けて聞いたこともないような黄色い猫撫で声で自分に語りかけてくれる。

私が大きなゲップをしても偶像は嫌な顔ひとつしない。
当然、私が顔にできた大きなニキビをそのままにしていても、ご飯の後に歯を磨かずにくっさい口で偶像を見ていても、何も問題はない。
私は追いかけを続けてもいいし、飽きて離れてもいい。私が戻ってきたとき、彼らはいつでも笑顔で私を迎えてくれる。
そんな都合のいい存在に、私は一方的に都合のいい人格を投影して、夢を見る。

自分がやっていたことが偶像崇拝であったと気付くのは、ご報告のツイートを見た少し後だ。
自分のしていたことが愚かであったことに気づき、自分の現状を見つめ、そしてこれから幸せになる偶像を想像すると、不思議なことに、サウナに入ったあと外気浴をしているときみたいな感覚になる。
愚かな自分を見つめて自分を痛めつけたあと、そこから少し離れて瞑想を始める。これを何回か繰り返して、(あ〜「ととのう」ってこういうコトか〜)と、謎に合点する。
やっていることは体にとって負担になるはずなのに、この言いようのない快感。

やめられない。サウナは確かにちょっと気持ちいいし、女性声優は美しい。

次は石見舞菜香さんでととのいたい。「皆様にご報告があります。」もしくは「いつも応援してくださっている皆様へ。」の後に続く手書きのメッセージを読み進めるには想像を絶する痛みが伴うだろうが、その後の外気浴タイムでは筆舌に尽くし難い快感を味わうことができるだろう。

私が明日からも愚かな偶像崇拝を続けることは間違いない。

3月#5 快活CLUB宿泊記

せっかく東横インに泊まって朝食で食いまくって食費節約できる〜〜〜♪♪と思ってたのに、10分寝坊してしまい、朝食会場が結構混んでしまっていてこれしか食べられなかった。

無念である。

 

高松駅

今日は四国をぐるっと一周して児島で泊まる予定。おもしろい予定等は特にないが、そもそも乗ることを旅の目的にしているので、今日のような日がいちばん楽しい。ちなみに奥に映っている高い建物が法政大学市ヶ谷キャンパスのボアソナード・タワーです。

高松から徳島までうずしお、徳島から阿波池田まで剣山、阿波池田から高知まで南風。ずっと思ってたんだけど2700系の加速エグい。いやエグいてぇ!(陽キャ
この2行だけですでに四国を半周している。

 

高知駅。木のアーチ屋根が壮観で、旭川駅とよく似ている。

 

高知から窪川まであしずり。
めちゃくちゃPixel映ってる。全然関係ないけど今回の旅行はPixelをメインスマホにしている。電池の持ちとサイズがいい。Googleの安心感もある。ただ通知が即時で来ないのと、デフォルトで通知のバッジにiOSみたいな数字がつかないのが厄介。動作がもっさりしているわけではないのだが、色々なアプリとかOSのUI面で、iPhoneの方がキビキビ動くように感じる。AndroidではGalaxyのOne UIが結構キビキビ動くように見えるカスタマイズがされているイメージ。

 

窪川から宇和島まで予土線普通列車。おなかが空いたので唐揚げを買った。

 

私が嫌いなJR四国謹製の気動車ではなく国鉄型のキハ54で四万十川沿いをノロノロ進む。ポカポカ陽気も相まって時間の流れが遅く感じられた。読書に飽きたら車窓を見て、のんびり昼寝をしていると宇和島に到着。すぐに乗り換えて松山まで宇和海

 

松山で煮干しつけ麺を夕飯に食べる。
いま気づいたのだが、ファミマで「ファミチキピザ」というのを四国限定で販売しているらしい。ぜひ食べたいが、四国は今日出てしまうので、また今度にする。
松山からしおかぜで本州に戻って児島泊。

 

児島の快活は駅からちょっと、いやかなり歩くけど目の前に24時間営業のスーパーがあって食料調達には困らない感じ。安くなっていた弁当と明日の食料となるスナックパンを購入した。

 

弁当はくっそ不味いが、見切りで安くて栄養バランスが整っているというなら仕方ない。暗がりのブースで黙々と不味い弁当を食べていると意識がだんだんと遠くなってくる。

 

翌日は福井まで移動して、九頭竜線をcompleteした。(九頭竜湖駅
サラッと書いているがひたすら列車に乗り続けて丸一日を要する。

 

福井の快活は駅から近い。かなり近い。駅から近い快活は横手とか平田とかいくつかあるけど、トップクラスの近さ。

それとタダソフトクリームがめちゃくちゃうまい。なめらかでクリーミー。普通にコーンに盛れば300円取れると思う。今まで食べた快活のソフトクリームの中でいちばん美味しかった。

快活のソフトクリームは店舗によって当たり外れがある。ハズレの店舗のソフトクリームは、クーリッシュ コーヒーフレッシュ味みたいな味がする。なんか水っぽい感じで、不味いわけではないのだが、かといって美味しいわけでもない。

一方で当たりの店舗のソフトクリームは、観光地であれば300円取れるレベルのものだ。なめらかな口当たりにミルクの風味が広がり、氷も粒立っていてシャリシャリとした食感を楽しむことができる。福井駅前店のソフトクリームはこれだった。今まで食べた快活ソフトクリームの中で一番うまい。

 

翌日は七尾線城端線氷見線をcompleteして

 

大津で宿泊。滋賀に泊まるくらいなら宿の安い京都とか大阪に宿泊するので、滋賀に泊まるのはけっこう難しい。無理矢理大津に宿泊する。

 

一日飲まず食わずだった腹に吉野家の牛カルビ鉄板を流し込む。厨房の夜勤のアルバイトの人を呼び出してお礼したいくらい美味しかった。メガネの人だったな。本当に美味しかった。安いお賃金でめちゃくちゃ頑張っててえらいよ本当にえらい。二人オペで頑張ってた。空腹で食う吉野家以上に美味い飯があるのなら、ぜひ教えてほしい。

大津の快活CLUBは都市型店舗によくある、ブースのドアが透明なアクリル(ポリカーボネートかな?)板になっているタイプで、ブースにクリップ付きハンガーと毛布が既に備え付けられていた。このクリップでアクリル板に毛布を挟んで目隠しにしてね、ということだ。やり方の甘いおっさんは、ブースの中身を公開しながらスヤスヤ寝ていた。

 

翌日以降は京都奈良大阪あたりをうろうろして、関東に戻って、取手の快活CLUBに宿泊した。オープン席(飲み放題カフェ)を希望していたが、ないみたいだったので、仕方なくブース席にした。

 

快活慣れしている読者なら写真を見たら一発でわかると思うが、店舗内はめっちゃ広くて、そしてガラガラだった。オープン席がないのは治安維持のためかな。ソフトクリームはまぁまぁ当たりだと思う。

毛布も結構余っていたので2つ借りて、頭部に毛布をグルグルに巻き付けて光と音をシャットアウトする頭部局所ミノムシ戦法によって快適な睡眠を手に入れた。よく寝たので翌日は元気にJAXAを見学できた。

 

 

これで制県レベルは現状の最高値となって、目的を達成した。

 

もう行くところがない。

3月#4 モードチェンジの音楽がダサすぎるDMV

 

快活CLUB徳島大前店はタオル使い放題だった。タオル使い放題の店は少なくなっているが、これは非常にありがたい。てか快活が目の前にあるなんて徳島大生がうらやましい。

 

5時半の汽車で阿波海南に向かう。例のように道中は眠くて爆睡してしまった。

 

阿波海南は思ったより何もないわけではないようす。駅前にローソンもセイムスもある。
ただ、何もない。

ここから室戸岬を目指してさらに南下する。

写真左に止まっているのが阿佐海岸鉄道DMV(Dual Mode Vircle)。DMVとは、鉄道モードとバスモードを切り替えて走る車両のことで、水陸両用ならぬ「鉄陸両用」みたいな車両のことだ。つまり線路も道路も走れるすごいやつ。

 

焦っていて車内からの撮影になってしまったモードインターチェンジ。ここで鉄道モードとバスモードを切り替える。

どうして焦っていたかというとHPが分かりやすいようで分かりづらかったため。HPでも駅の掲示物でも世界で唯一DMVで運行しているということを推しに推していて、どの便に乗ってどうすれば室戸まで行けるのかが全然わからなかった。乗り継ぎが悪くなるのが怖かったので便は早い方がいいだろうと思い、阿波海南はろくに歩いたり見たりすることなくDMVに乗り込んでしまった。
結局室戸岬に行くために、どこで何時の何に乗り換えればいいのかは現地で都度判明した。こういうのは目的別にモデルルートみたいなものをHPで提案すると分かりやすくなると思う。

 

車内は完全にバス。線路に入る時と道路に入るときはモードチェンジをするのだが、そのモードチェンジ中に流れる音楽が死ぬほどダサくて笑ってしまった。まじめに選曲してあれになったのなら余計におもしろい。「モードチェンジ、スタート。」という自動アナウンスののちに、何かのお祭りの囃子の音楽が流れながら車体が斜めに傾き、最後に「ふぃにっしゅ。」とスーパーひらがな英語でアナウンスが入ってモードチェンジが終了する。DMVをカッコよく訴求したいのか、苦笑のタネとして訴求したいのか、目的がよくわからなかった。

 

DMV自体は独特なジョイント音とか仕組みは面白いけど、無理にこんなことしなくても普通にBRTで良かったのでは?感は否めなかった。阿波海南〜甲浦のわずかな区間を鉄道として走っても、それが鉄道である意義があんまりないような。普通に線路剥がしてBRTの専用軌道にした方が合理的なはず。
DMVは話題性と実験的な側面での導入背景が強い感じがして、やっぱり赤字路線が廃止されてバス転換するのってあるべき流れなんだな、と思ってしまった。ちなみにモードチェンジ中の音楽をもっとイケてる音楽にしたら1割はリピーターが増えると思う。

 

仕事が入ってきたので消化した。どこでも仕事ができるというのはいいことだが、旅先くらいはゆっくり海を眺める時間をとれた方が絶対にいいに決まっている。
こんなところにまで来てパソコンを開かなければいけないのは、仕事の時間管理がしっかりできていないことの証だ。本来仕事をするべきでないところで仕事をしないといけないということは、納期や期限に追われているということなのだから。
よくこういう写真に憧れてノマドワーカーを目指す人がいるが、もうちょっと考えてほしい。爽快感や解放感というより(こんなところで仕事しないといけないのかよ...。)という陰鬱な気持ちになる。旅先で仕事はしないに越したことはないのだ。

 

DMVからバスを2本乗り継いで室戸岬に到着した。室戸岬は「岬感」があんまりない。見るべきところもそんなにないので見学は20分くらいで終了した。
元々深海だったところが隆起してできたようで、柱状節理が至る所にあるのが自然スゲ〜って感じ。石マニアには楽しい場所だと思う。
博物館的なものは室戸岬から7kmくらい離れたところにある。歩いて行けないこともないが、1時間くらいはかかる。じゃあバス、ということになるのだが、バスの本数も少ない。ここは車とかバイクで来るべき場所のようだ。公共交通機関で来る場所じゃないと思う。

 

バスで奈半利に出て、奈半利駅前のとんかつ屋さんで昼ごはんを食べて、土佐くろしお鉄道で後免に向かう。

 

どうしてもCV.早見沙織でしか再生されない歌。

後免から特急南風。大歩危で下車。

 

大歩危は自然スゲ〜って感じ(小並感)

真面目に感想をいうと水の浸食作用スゲ〜って感じ。

大歩危から児島に移動。

 

児島からマリンライナーで高松まで。今日の移動はこれでおしまい。
せっかくなのでグリーン車指定席(先頭車の2階部分)をとった。780円。こういうのをスパッと払うためにいつも色々とケチって旅行しているのだ。
座席がちょっと豪華な仕様になっている。

 

高松はどこに泊まろうか迷った挙句、また快活CLUBにしようとしたが、駅から遠いのと明日の朝がちょっと遅いので東横インのポイント無料分を使うことにした。
最長片道切符のときに12ポイントくらい貯まっていたので、1泊分無料で泊まることができる。
まともな寝台でぐっすりと眠ることができた。

 

今日の夜もうどん。今日は昼のとんかつでそこそこお腹いっぱいだったので、一番安かったかけうどんにした。

うまい

3月#3 ウェイウェイ大学下灘キャンパス

 

宇多津からスタート。今日の予定は宇多津→松山→下灘→宇多津→高松→徳島。

メインディッシュは下灘駅になると思う。

 

快活のモーニング。これで朝食と昼食の一部がカットできるので大変助かる。
あとポテトがあれば完璧なんだけどな。

 

しおかぜで松山に向かう。快活CLUBで1時間も寝ていないので非常に強力な睡魔に襲われ、綺麗な車窓を薄目に見ながら爆睡した。

 

8000系は振り子式なのでカーブでめちゃくちゃ傾く。写真で傾いているのがわかるだろうか。

 

松山駅と駅前は昭和レトロ感がすごい。手動改札、地上駅、駅前に高い建物がない、駅前がタクシープールになっている、駅中にレトロな純喫茶がある。タバコをふかすロングコートダディ。タクシーの運転手にヤクルトを立ち売りするヤクルトレディの姿。東南アジアのような雰囲気さえ感じる。

 

昼飯の予算は300円だったので、お菓子でも買って夜まで凌ぐかと思っていたら、宇和島名物じゃこ天190円+セブンの塩にぎり110円で疑似的じゃこ天丼を口の中に錬成するというとんでもない大発明をしてしまった。

 

さて、松山からは海が目下の駅として有名な下灘駅に向かう。松山発車時点で、イケてる風の男女グループが複数おり、これは絶対下灘目当ての人たちだなと思った。
ドゥルルルルルアタリー!!!!!㊗️🎉🎉🤗イェーイ!!!(PayPay)

 

小さなホームにゾロゾロと降り、写真を撮り始める人たち。小幌駅の時を彷彿とさせる。
さすがに私も前回の小幌駅で学習して、一人でホームに降り立つことは無理だろうなと踏んでいたので、それは別に良い。私も自分で選択してこの駅に来ようとしている一人なのだから。

問題は、いや別に大した問題ではないのだが私がちょっと気になるのは、彼らがみんな「陽」のほうの人、それも典型的な「陽」の方々であるということだ。
私はすぐに理解することができた。あっ...。陰キャ、俺だけだ...。小幌駅とは男女比も陰陽比も全然違う...。

陰キャとか陽キャとか、そういったことは本来どうでもいいことだ。しかし私は自分のコミュニティ外の人間に対して利己的な人間たち、つまり多くの陽キャを毛嫌いしている。距離を取るのか取らないのか、2値分類しないといけないので、私が陽キャを差別して取り扱うのは仕方のないことだ。駅前に止まっている多くの車が、まさに彼らがコミュニテイ外に対して利己的であることを裏付けてしまっている。せめて入場券を買おうとしろ。売ってないけど。

灘駅は、瞬く間にキラキラ大学生の巣窟となった。そこに一部中年世代や親子連れが混ざり、まるで大学のオープンキャンパスのような雰囲気が醸成されている。こんな辺境の駅で、それは異様というほかない。ウェーイ語を話すヘアースタイルこだわり系五人組の男子グループ。ペア旅行のお淑やかそうな女子二人組。そして3日同じ服を着ていて臭いかもしれない俺。

天気がよく、汽車がいなくなった後はしばらく暗黙のホーム撮影タイムがはじまった。それに乗じて私も何枚か撮影させていただいた。この写真は彼らに倣って、後でインスタグラムに投稿する。唯一彼らと異なるのは、そこに一切の人間が写っていないことだ。

この写真の裏舞台はこんな感じ。

 

人をフレームに入れないようにするのに苦労した。まぁ入ってしまっても、後から編集で消せるんだけどね。邪魔なものは消す。当然のことだ。

灘駅は今は1面1線だが、当時は2面3線ある大きな駅だったらしい。どこに2面も取っていたのかなと思ったら、今のホームが元2番線と3番線で、駅舎側に片側1番線のホームがあったようだ。1番線と2番線の間を埋めて、元3番線を一つのホームとして現在は使っている。その名残で構内はかなり広い。

 

そのまま残しておいた方がよかったような気もしたが、下灘駅に人が集まるようになったのは最近のことなので、仕方なかったのかもしれない。

用事は済んだので、松山に戻って、しおかぜで再び香川に戻る。

坂出で下車して、駅前のイオンで仕事のオンラインミーティングを済ませた。ついでに食料も調達。

 

田舎イオンあるある:1階と2階に小吹き抜け(だいたい吹き抜けの下では衣料品を売っている)
セリアでネカフェ就寝用のアイマスクを買った。高松に移動して夕飯。

 

うどん県、美味しいうどんがめちゃ安い。
最後にうずしおで徳島まで移動して、今日はおしまい。

 

 

寝床は今日も快活CLUB。徳島大の目の前にある。

タオル使い放題の店舗だったのでシャワーをいただいた!!
羨ましすぎるので徳島大に編入したい。