ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

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同族嫌悪しつつ帰国(世界一周#9)🇺🇸→🇯🇵

10日17時20分サンフランシスコ国際空港SFO)発のZIPAIR東京成田行きで帰国する。

17時発なので、10日の午前中は市内にいることもできるが、特にやることもないしホステルに泊まると金がかかるので9日夜から空港泊。

 

高速鉄道BARTで移動。

 

フードコートの長椅子が夜間も使えたので、ここで寝た。ずっと明るいけど足を伸ばして横になれたので、めちゃくちゃ快適に野宿できた。条件が快活CLUBと一緒だ。いやむしろ、謎のBGMがない分、快活CLUBで寝るより条件はいいかもしれない。

1時ごろ寝て、6時ごろ起きて、空腹を我慢しながらひたすらブログを書く。

 

制限エリアに入る前にWendy'sのバーガーを食べた。普通。

 

ようやく帰れる。

搭乗ゲートの周りに行くと人がみんな日本語を喋っている。この1ヶ月くらい、日本語を話す人もアジア人も全然いない中で生活してきたので、やや同族嫌悪のきらいがある私は、彼らが日本語で会話していることをちょっと不快に感じてしまった。旅先で乗り鉄のオタク集団見つけた時に(うわ いるよ)ってなるのと同じ感じ。そして日本人に対して同族嫌悪を発動してしまった自分に驚いた。

 

翼の下あたりにゴールデンゲートブリッジが見える。

最後の飛行機だし、窓側で景色を見たいと思ったので、追加でいくらか払って窓側の席を指定した。しかし通常の窓側席は高いので、リクライニングができない最後列という訳あり窓側席をチョイス。まぁできないって書いてあるけど、実際には完全に倒れないだけで、ちょっとはできるんでしょと高を括っていた。

だが残念なことに、座席にはそもそもリクライニングの機構自体がついていなかった。しかも座席を詰めていて窓割が合っていないので、最後列席の隣は壁で、自分の窓は1個前の座席にちょっとかぶっている。で、その窓は翼の上で、景色が見えにくい。普通にハズレ席だった。

飛行機オタは翼の上の席でも翼の動きが見られて楽しいらしいけど、私は翼の上はなるべくやめてほしい。

隣の2席はなんか中央大学の海外プログラム帰りの男女で、最初は初対面っぽい感じで敬語で「今ってWi-Fi入ってますか?」みたいな感じだったのに、急に仲良くなって一緒に数独を解きはじめ、成田着く頃にはもうカップルみたいになってサンドイッチとテザリングをシェアしていた。男の子の方が「〜〜〜なんよ」という私の嫌いな喋り方をする子だったので、これもちょっと不快だったけど、楽しそうで結構でした。

 

成田空港につくと任天堂のキャラたちが出迎えてくれる。ただいま〜〜〜〜〜ありがとう〜〜〜〜〜〜。他の国の「Welcome to XXX」ってなんか文字だけで全然歓迎されてる感じしないけど、キャラクターが「Welcome」って言うだけでウェルカム度が全然違う。めちゃくちゃ歓迎されているように感じる。日本っていい国だ。

それから神のような物価。空港なのにコンビニでサンドイッチが3ドルしないよ。日本、こんなに物価安くて賃金安くて先進国として回ってるのやばいね。ほんとに物価安い。日本円が弱いということでもあるので、もっと物価が高くなって賃金も高くなるといいね。

 

途中トラブルも全くなく、まさに「通路故障なく」で、とてもスムーズな旅だった。

さて、自分の世界を俯瞰して外側から見てみるというのは、やはり大切なことだ。自分の置かれている立場や環境などがいかに恵まれているのか、あるいは恵まれていないのか、その視点移動は同じ世界に留まっているとなかなか与えられない。ときたま、海外に行ってみるのは大事かなと思う。

今回の旅行は総じて楽しかったが、しばらくは行きたくない。もう乗りたい線路がシベリア鉄道くらいしかないのと、何より物価が高すぎる...。目的がいくつかないと行く気にはならない。ちなみに、今回かかった旅行の費用を飛行機の中で計算した結果、諸々込みで約60万円となった。いわゆる「普通の旅行」を1ヶ月間したら、多分この2~3倍はかかると思うので、まぁ頑張った方だと思う。

アフリカとかなら1ヶ月旅行しても往復のフライト含めて20万円くらいで済みそう。しかし、そこには鉄道がないので私にとってやる意義があんまりない。別に旅行が好きなのではなくて、単に移動が好きなだけだからだ。

日本に帰ってきたので、とりあえず、ヨドバシと風俗に行きたい。

あと彼女はいた方がいい。