ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

Twitterに載っけられない長文置き場

声優の演技力とは何か?佐倉綾音さんを例に考える

もちょだよ~(o・∇・o)

さて(真顔)、佐倉綾音さんといえば、まさに今をときめく超人気声優です。

早速ですが、あなたは佐倉綾音さんの演技を、上手いと思いますか。

ニコニコ大百科には、このように書いてあります。

演技の幅が広く主に綾波レイを思わせる口数の少ないミステリアスな雰囲気の少女を得意とし(意外だが銀髪ロリを演じる機会が多め)小悪魔的なあざとい演技にも定評がある。幼女、テンションの高い美少女、落ち着いた雰囲気の成人女性、少年(男の娘を含む)、動物、人外などを演じ分けられる器用さも持ちその演技力の高さから先輩声優にも一目置かれている(下記参照)。

佐倉綾音とは (サクラアヤネとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

Webニュースでは「実力派声優」として紹介されることもある彼女。

演技の幅が広いことは間違いありません。演技に関してどんなことを求められても、絶対に形にして返してくれるような安心感がありますよね。

でも、それ即ち演技が上手い、ということに本当になるのでしょうか?

今回は佐倉綾音さんを例に、声優の演技力について考えていきたいと思います。

 

演技してる感

声優というのはあくまでもキャラに命を吹き込む裏方であって、実は存在しないのです。本来キャラに中の人なんていないのですから。

従って、声優が声を当てている作品にとって一番理想的な状態は、視聴者が「○○(声優名)が演じているんだ」ということを考える隙もなく、ただ作品の中に入り浸り、キャラをキャラそのものとして見ている状態です。

さて、佐倉綾音さんが出演している作品を見て、私が毎回感じることが一つあります。

それが「演技してる感」です。

 

保登心愛、越谷夏海、一色いろは、美竹蘭、友利奈緒、佐藤ひな、中野四葉、ガビ・ブラウン、速杉ハヤト、全部そうなんですよ。

キャラの前に、佐倉綾音がいる。

佐倉さんが、キャラごとに声を変えて、感情をめちゃくちゃ乗っけて、裏で喋ってる感を感じてしまう。

 

佐倉さんは感情を込めて演技することが抜群に上手いです。そこら辺の声優さんと一頭地を抜いて上手いです。

だからこそ、ものすごく「演技してる」っぽく聴こえてしまうんだと思います。

 

ちょっと前に、テレビ東京の『ゴッドタン』年末特番『マジ歌選手権 年末拡大SP』で、佐倉さんがサプライズ出演したことがありました。

東京03角田さんのバンドの前で、妻のポンチョ役としてミュージカル風の小芝居をするというものだったのですが、まぁなんつーか。見ればわかるんだけど。劇団四季の演技というか。

youtu.be

これは多分無断転載なんだけど。

で、佐倉さんの演技を見て、MC席にいたおぎやはぎの小木さんが一言「うまっ!」と口にしました。

そう、うまいんですよ。めちゃくちゃ。

でも、なにか感じるこの違和感。これはなんだろう。

 

「魅力」

話は少し逸れますが、2018年のM-1グランプリ決勝で、立川志らく師匠が、かまいたちのネタ後にこうコメントしました。

いやー、あのー、ものすごくうまいし、えーそれから、おもしろいし、ただあの、上手さを感じすぎてしまったんで。本当に面白い凄い漫才師、ここら辺にいらっしゃいますけども、上手いとか感じないですよね。もうとにかく、うわーおもしれえ、すげぇ!っていうのだけで。上手さの前には、魅力ってのが現れたらば、太刀打ちできないんですよ。だからすごい上手いと思ってしまった。発想からいったら、さっきの猟奇的なやつのほうが、発想としては凄いと思ってしまった。同じ点にしてしまったのですけれどもね。

当時リアタイしていた私は、何を言っているかちっとも理解できませんでした。かまいたちのこのネタはすごくよく練られていて、めちゃくちゃ面白かったのに、志らく師匠は88点だったので(えーキビシ!)と思ったのを思い出します。

ところが最近佐倉さんを見て、ようやく志らく師匠の言っていたことが分かったような気がします。

漫才と同じことが声優の演技にも言えるのです。本当に上手い声優さんって、「演技上手いなー」とは感じないんですよ。ひたすらキャラが喋っているだけで、中の人の存在が全く出てこないのです。

これを私が考え直すに至ったきっかけが『進撃の巨人 final season』の佐倉さんのガビの演技でした。

個人的に進撃の巨人は結構世界観に入り込んで見てしまう作品なのですが、ガビの声を聞くとふと現実に戻ってきてしまうのです。

「あ、あやねるだ」と。

でも佐倉さんはガビをとても力強く演じているので、こんな感情を入れてガビを演じたんだろうな〜というのは素人の私でも検討がつけやすいです。その点では演技力が高いと言えるのかもしれません。

しかし、しかしですね。私は演技力とは別のベクトルの何かが、演技の自然さを支配していると思えてならないのです。

それが、志らく師匠の言う「魅力」なんだと思います。佐倉さんは、「上手い」が先行してしまって、「魅力」を出すのに難儀しているのではないかと。

佐倉さんの演技は、「上手い」と評価するオタクと、「下手」と評価するオタクに二分されると感じているのですが、その理由はおそらく、ここの捉え方の違いにあるのではないかと思っています。

 

演技力とは何なのか

演技力が高いとか低いとか言いますが、そもそも演技力とは何なのでしょうか。「演技」の「力」であることは間違いないのですが、明確には定義されていないので本当のところはわかりません。

ただ、「演技力」だけで演技の善し悪しが完全に決まるということはないんじゃないのかなと。演技力がすごくても、あまりに演技っぽい演技は不自然なので。

あらゆる舞台劇や朗読のように、その不自然さをあえて売っている場所もあります。劇団四季の『ライオン・キング』を見たときに、「シンバの演技はだめだ。普通はあんな喋り方しない」なんて抜かす人間は、お門違いというものです。

しかし声優が声を当てる現場というのは、演技が求められるのは当然ですが、たいてい自然さも同時に要求されます。棒読みでも不自然だし、日常会話を本当に日常会話のように喋るのもそれはそれで不自然だし、舞台で求められる演技をしても不自然です。ちょうどいい暗黙のラインが多分あるのです。

一般には、それらをひとまとまりにして演技力と呼んでいるのでしょうが、突き詰めて考えると語弊があると感じます。演技力が高いと演技が上手いは別な気がするのです。感情をどれだけ入れて文章を読めるかが「演技力」で、それがどれだけ自然に見えるかというのが「魅力」なのではないでしょうか。

わたくしごとで感じたこと

わたくしごとになりますが、私は高校のときに、文化祭のクラス企画でショートムービー的な動画を作ったことがありました。宇宙旅行がテーマだったので、宇宙船船長と管制官役として声優が男女二人必要でした。

クラスは企画に全然積極的ではなかったので、私で勝手に声優を決めました。決めましたと言っても、やってくれそうな子に声をかけただけです。一人は演劇部の女の子、もう一人はラグビー部の男の子です。

私が考えた船長と管制との掛け合いの台本を渡したら、抜き録りでセリフを録音していきます。 

※「抜き録り」とは、一人ずつ別々にセリフを収録すること

普通に考えたら、演劇部の彼女の方がいい演技をするはずです。しかし、私がいい演技だなと感じたのは、演技素人であるはずの、ラグビー部の彼の演技でした(演劇部の彼女さん、ごめん!)

私が言うのもおこがましいですが、彼は普段から愛されいじられキャラでした。そんな彼は、マイクの前でほぼいつも通りのトーンで喋っていただけで、別段頑張って演技していたような感じではありません。それだのに、録った音声をいざ映像に重ねて聴いてみると、とても自然に聞こえたのが鮮明に印象に残っています。

当時は、(彼の演技はなんか不思議だな)程度にしか思考が至りませんでしたが、多分、それが彼の「魅力」だったのだと思います。

「上手さの前に魅力が現れたら、太刀打ちできない」という志らく師匠の言葉に、あーこういうことだったのかと後から納得しました。それから、演技力とは違う謎のサムシングを、「魅力」と表現した志らく師匠すげーなぁと、勝手に感服しました。

 

佐倉綾音さんの演技は上手いのか?

結局、佐倉さんの演技は上手いと言えるのでしょうか。

私見を僭越ながら申し上げますと、演技力は高いけど、上手くはないんじゃないかなと思っています。

演技力が高い=演技が上手い ではないというのは、前述したとおりです。「演技が上手い」には、演技力のほかに、さまざまな要素が絡みます。その中には、演者の「魅力」も大きく関係しているんだと思います。

演技力が低くても、演技が上手い人もあり得るし、演技力が高いけど、演技が上手くない人というのもあり得るのです。私の中では、前者がラグビー部の彼、後者が佐倉さんのような人だと勝手にとらえています。

これのどちらが良くて、どちらが悪いかは私にはわかりません。演技力が高くて、演技が上手いのが一番理想的なのは確かですが。

佐倉さんが出演しているラジオやイベントを見ると、彼女には魅力がいっぱいあることもよく伝わってきます。持っている魅力がうまいこと演技に入ってくると、もっといいお芝居になるのではないかなと思います。

終わりだよ~

 

なぜアイドルは交際がバレてはいけないのか

 

 タイトルへは目次から飛んでください

 

百合子、オレを褒めろ

みなさんは連日いろいろなところに繰り出しているようですが、私は例によらず、家からほとんど出ていません。

教習所に何回か行って、皮膚科に1回行った以外は、家から全く出ていません。

毎日起きている時間はずっと椅子に座ってパソコンに向かっているので、太ももの椅子と接触している面の皮膚が赤くなって痛いです。

こんなにステイホームして模範的国民なのに、誰も褒めてくれません。なぁ百合子。褒めてくれよ。オレを。

こんな生活を続けていると、クソしているときに不思議な気持ちになります。

人がクソするときの格好ほど、情けない格好ってないですよね。

十数秒間、やりたくもない動作を強制させられて、その間は防御力0。

私は日々こんな情けない格好をして、それを埋め合わせられるほどの何かをしているのか。

何もしていない。クソするために生きているのに、クソなんかしたくない。

どういうこと!!!

 

なるべく働かず、なるべく遊ばない

私の「なるべく働かず、なるべく遊ばない」というスタンスは、人生の満足度を大幅に下げていると確信しています。

バリバリバイトして、バリバリ遊んでいる人の方が、楽しそうに人生を過ごしていることは自明です。

日々動いている人は、楽しいこと、しんどいことで頭がいっぱいで、なぜ生きるのかとか、そういうことは考える暇がないのだと思います。それは人間的で、とても理想的な状態です。

動かないと、そういう余計なことを考え始めます。そして、その結論はたいてい悪い方向に傾いて、気分が憂鬱とするのです。

働かず遊ばないというのは、言い換えれば「人と関わらない」ということです。

人は、(所属している)ある集団の中で認められることにいちばん幸福を感じるらしいです。人と関わらないというのは確かに省エネですが、人と関わらないと、人というのはどんどんダメになっていくのです。

わかっていても、なかなかバイトする気になりません。決められた時間に決められた場所に行くのを繰り返すことは全然億劫ではないし、ある程度の根性のようなものもなぜか持っているので、(不本意ながら)労働や社畜に関してはめちゃくちゃ適性があるはずなんですが。

 

誰かオレを救済(すく)ってくれよ―――――

 

ぼくのなつやすみ

※声優。おかしいやろ。

 

7月の月記で宣言した内容を振り返ります。

 

誤差解析の復習→秋学期に死ぬので

→ちょっとやった(まぁ、ほぼやってねーよ)

校正実務講座→資格を取る

→勉強はじめました、継続中

日本語検定の勉強→資格を取る

→勉強はじめました、継続中

英検の勉強→(#^ω^)

→英語は一応やった

ピアノ→Polaris(WUG)を弾きたい

→弾けるようになった

読書→いい歳してHIKAKINGAMESばっかり見てんじゃねぇ

→ペース遅いけどまぁ読んだ

動画編集→最長片道切符の旅の準備のために#1を完成させます

→素材ないとできねぇだろうがバカ

ちゃんとしたブログを書く→このブログはいつも大体10%くらいの力で書いているので、そろそろ90%くらいの力をかけて、ちゃんとしたブログサイトを作ります

→8月の頭はちゃんとやってたけど、途中で飽きた

(ちなみにこのブログではありません)

JavaScript(Web制作)→暇だったらやる(多分やらない)

→やってません

 

あと書き溜めておいた記事を書ききって公開したり、マイクラをやったり。

月末は謎の仕事ラッシュ。中旬までほとんどニートしてたのに。

あれ?割とちゃんとやってるじゃん。

 

なぜアイドルは交際がバレてはいけないのか

 

先日の報道は、声優オタク界隈を騒然とさせました。

鬼頭明里さんは鬼滅の刃で竈門禰豆子役を演じ、いま爆発的に人気を獲得している超人気声優です。

(保住さんはすまんけど知らんかったわ。イケメンだね。女殴ってそう

 

私のFFさんには彼女のガチ恋の方がいました。

みなさまは、ガチ恋オタクが他界する瞬間に立ち会ったことがありますか。

私はありませんでした。

実際に見てみると、それはあまりにいたたまれないものです。

嗚咽のようなツイートから始まり、捧げてきた貴重な時間と金がすべて水泡に帰し、精神が蝕まれていくようすを、まざまざと見せつけられます。そして残るのは苦い思い出のみ。

私は今まで「オタクの他界」を半ばネタとして扱ってきたことを、反省しました。

声優には色々な売り方がありますが、鬼頭明里さんは、(容姿云々は置いといて)写真集・ソロ活動・声優雑誌連載持ち・虹ヶ咲メンバーなどの要素から、いわゆる「声優アイドル」に分類されるところだと思います。

そんなアイドルの交際が発覚してしまうことは、ファンへの裏切り行為に他ならなかったのです。

 

 井上公造さんは、芸能人の恋愛についてこう述べています。

自由に恋愛したいのなら、芸能人を辞めるべきです。彼ら、彼女らは、自分自身が商品です。恋愛しても構わないタイミング、年齢、キャリア、様々な条件があります。その分、一般人より高い収入を得ているのです。それでも、人を好きになるのが人間です。だったら、バレないように努力しないと!ファンによって支えられている以上、企業努力は必要不可欠です。

アイドルは疑似恋愛ができること、つまり処女性が商品です。

アイドルが恋愛をするということは商品に大きな傷がつくことと同義で、ファンが離れるのは仕方がありません。

ガチ恋から言わせると、「この期に及んで、未だに彼女を擁護しているファンの心理が理解できない。彼らは今後も応援すると言っているが、そんな薄っぺらな応援は応援とはいえない(意訳)」だそうです。

テメ―は実際に結婚できるわけじゃないのに何抜かしてんだ!というのもまぁ確かにそうなんだけど、ファンに飯食わしてもらってるんだから、どういう形であれファンが嫌な気持ちになることはやっちゃだめだよねと。そのなかの一つが「恋愛」だったという、ただそれだけのことで。

推しの結婚にノイローゼになるくらい真剣になって応援していないのは、ガチ勢からしたら「応援している」の範疇に入らないのでしょうね。

とにかく今回の一件は、非常に勉強になりました。みなさまも、アイドルの交際がバレてはいけない理由を知りたいときには、ガチ恋オタクが恋愛スキャンダルによって他界する瞬間を目撃してみてはいかがでしょうか。

 

 

唯一無二のスティック型、EARIN M-2

見つけちゃったから衝動買いしてしまったけど、やっぱ微妙だった。

EARIN M-2

 

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めちゃくちゃ高いリップクリームみたい

形と質感が良いです。

カチャカチャっと気持ちよく開閉するケース(公式では「カプセル」という名前らしい、それもいいよね)

 

 

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チョコンとしていてかわいい

豆のようにコンパクトな本体。

本体は左右の区別がないので、どちらの耳にもつけることができます。

 

公式アプリも一応ありますが、あまり使い物にはなりません。

ファームウェアのアップデート用と割り切るものだと思います。

左右の出力の割合を調整できるのですが、いつ使うねん。

 

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ながい

音質はもういいからケースだけで選ぼう、と決めて選んだイヤホン。

当然最適解なはずですが、一つ問題がありました。

 

音質がよくない。

音質なんて素人にはわからない論者なのですが、流石に音質よくないんだよねこれ。

普通に聴ける音ではあるけど、やはり見劣りしてしまう。

イヤホンはほんとうにむずかしい。

 

 

接続も微妙。

電車の中で使っていると音が途切れてしまう。

家で使っている分にはあまり問題ないけど、ケースが携帯性に優れた形をしているので、持ち運んで外出用として使いたいと。

う〜ん、いまいちハマらないぞ...。

 

ということで買ったのがAirPods Proだったのですが

 

hitoban.hatenablog.jp

これでいいや。勝てないよ、お前には。

すまん、EARIN M-2。

 

 

Wake Up, Girls!の何がそんなに良いのか

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こんばんわぐ。

WUGが好きです。

なぜか好きです。

さて、WUGの何がそんなに良いのか、みなさまは説明できますか。

どうして我々は、ただの解散したアイドルユニットにそれほどまでに傾倒するのでしょうか。

i☆Risじゃだめなのか。RGRじゃだめなのか。DIALOGUE+じゃだめなのか。

今回はそれについて考えてみたいと思います。

 

強い楽曲

なにがWUGをWUGたらしめているかと言えば、一番に楽曲が思い浮かびます。

やはり多くの人が、今もなおその強い楽曲にハマり続けている印象。

神前先生、広川先生、秀和先生らを筆頭に、MONACAが彼女たちに贈った、「タチアガレ!」から、「さようならのパレード」までの様々な楽曲たち。

どの楽曲も、WUGちゃんのいいところを余すことなく汲み上げていて、魅力的なものです。

楽曲なくして、今日のワグナーは成立しえないでしょう。

しかし、強い楽曲を歌っているユニットなら、ごまんとあります。

中でもどうしてWUGなのでしょうか?

単に楽曲だけでなく、他にもっと理由があるはずです。

 

声質

WUGの特徴として、いわゆるアニメ声のメンバーが多いことがあると思います。

アニメ声というか、アニメ向きの声というか。千差万別である人の声を、「アニメ声」と一括りにするのはあまり本意ではありませんが。

そしてアニメ声とは、オタクの心を鷲掴みにする声でもあります。

2次元と3次元をつなぐ、夢の中の声。

オタクが大好きな猫なで声が、最強の楽曲のなかで美しくデュエットする。

WUGの曲は、オタクを白昼夢にいざなうのです。

あと純粋にWUG、歌が上手いです。序盤からどんどん進化して上手くなっていくし、ライブでも音がほぼズレないので、相当練習してたんだなーと。

D+とかダンスキレッキレだけど、生歌がちょっとお披露目レベルに達していない気がするのだが。

youtu.be

振り付け軽くしてもう少し歌頑張ってほしいよね 

 

曲のバックグラウンド

メディアミックス系の作品にはありがちですが、アニメWUG発の楽曲は作品の中でのストーリーを持っています。バンドリとかアイマスにもあるやつね。

WUGに限らず、バックグラウンドがあるかないかで、楽曲の受け取り方は意外と変わるものです。

「この曲は○○(キャラ名)が作ったんだ」「だからこの歌詞が入ってるのね」とか。

キャラソンも、「キャラ」というバックグラウンドのもとに成立するわけなので、キャラソン系というか声優アニソンが好きな人は、バックグランドのある曲にハマりがちな傾向があるのではないでしょうか。

もっとも、音楽に限らずあらゆる創作物において「バックグラウンドが存在しない」ということはありえないことです。

一般的なアーティストの場合においても、興味を持って記事などを漁ることで、そのバックグラウンドに触れることはできます。

しかしアニメやゲーム作品においては、その中で楽曲、舞台などの「作品」が生み出されていく過程が描写されることになります。

いざこざあって紆余曲折の末、作品内でキャラ(達)が作品を完成する。何らかのイベントを経て、キャラの人格が形成される。

視聴者はその様子を一番近くで見守る存在です。

あたかも自分が作品形成の過程に参加しているような錯覚を味わうことができる。

声優アニソン愛好者(≒オタク)は、少なからずこの感覚に心酔しているのではないでしょうか。

と自分で言っておきながら、私はこの説には懐疑的です。そもそもアニメWUGそんなに面白くないよね?

私はリアルWUGが好きなのであって、絵のWUGは正直そんなでもない。

ということは、別に各楽曲のバックグラウンドってそんなに噛みしめていないのかもしれない。

じゃあ私は、リアルWUGの何が好きなんだろうか。さらに考えます。

 

芋感?

WUGにあって、ほかにないものは、芋感?

WUGよりビジュアル的に優れているユニットは他にもたくさんあります。

何が刺さるのか?早坂さんの言葉を借りると、「お芋ちゃん」部分に刺さっているのではないか。と。

歌唱もダンスもビジュアルもトークも、完璧じゃないからこそファンは見守りたくなるし、追いかけたくなる。

(「守護りたい」みたいな感じ?)

初期のラジオやら円盤やらでは、当時高校生だったメンバーがアタフタしている様子を見ることができます。

これは「芋感」以外の何物でもないでしょう。

で、多分、ワグナー諸氏はそれをニヤニヤしながら見てるんだろ。そうなんだろ。

それからオタクは黒髪以外にアレルギーがある場合が多いので、活動中メンバー全員が黒髪でやっていたのも良かったのかな。

大体ステージに立つ人間というのは、常人離れした容姿を持っている人とかで、「普通の人」がステージの上で輝いているというのは、ありそうであまりない体験です。

高校の文化祭で、同級生男女がステージの上でスポットライトを浴びてダンスを披露しているのを見たとき、私はWUGと同じような何かを感じました。

いつも見ている人が、いつも見ない格好をして、いつも見ない場所に立っている。

ステージの上に立っている人というのは無条件で素敵なんですけど、特にいつもの人(≒普通の人)がステージに立っているというのが、より素晴らしく映るのです。ステージに立つことがない人間からすれば。

「普通の人」がいきなりステージに立つことになったWUGにも、これと似たような何かがあるのだと思います。

もしかしたらWUGのそういうところに惹かれているのかもしれない。

 

メンバー的な

 「類似性の法則」といって、人は自分と共通点の多い相手に対して好感を持ちやすいという特徴があります。

メンバーにオタクが多いWUGは、純粋にオタクから好感を持たれやすいんだろうと思います。

あとWUGメンバーの相互イジりイジラれ。考えてみたら他のユニットってこれがあんまりないんじゃないかと。

お互いにイジッたりイジり返したりするあの学生ノリが成立するって、すごいことじゃない!?

わぐばんとかを見て思うのは、メンバーのノリに合わせて編集が入ったりしていて、多分スタッフさんとも仲いいんだろうなー。という。

どうしても他の色んな番組だと(アイドルに限らずだけど)、演者(同士)のノリと演出にやや乖離があったりするのですが、WUGを見ているとあんまりそれを感じることがなくて。

なんかこの自然さというか、友達感覚というか、この感じもWUGに惹き付けられる要因なのではないかと思っています。

あと7人っていうのも多すぎず少なすぎずで絶妙なんだよね。

 

美しい散り際

先日、澁谷梓希さんがi☆Risから脱退した時に思ったのが

WUGはやっぱり解散してよかったのかもしれない

いや、よかった

ということでした。

7人の誰も欠けてほしくなかったから、誰も欠けずに走り切ってもらえて本当によかったと。

歴史の始まりから終わりまでを、見届けることができたと。(見届けられてないけど)

解散してなかったら、ただのちょっと強い声優ユニットなんですよね。

もう存在しないからこそ、より強烈な存在になっているのではないでしょうか。

 

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

花はいつか散ると分かっているから美しいのです。

 

何か"持ってる"

楽曲の話に戻りますが、WUGのみなさん、絶対何か "持って" ますよね

WUG以外で歌う曲も軒並み強くて、おかしくないですか。

ハナヤマタハッカドール、卓球娘、あんハピ、プリパラ、アイマスなど、他の仕事で各メンバーが歌う曲も、全部強いのです。

 

youtu.be

個人的イチオシこれ。ちらっちらっ

もう、なんか神曲(ゴッドソング)しか歌わせてもらえない変な運命(さだめ)のような、そんなものを彼女たちが持っているとしか考えられません。

まぁ冷静に考えればMONACA率高いけども。

 

まとめ

もう何が何だかわからない

もはや結局「なんか好き」でよくね

 

最後に

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 気を付けていこう

HTMLに埋め込んだYouTube動画はページ内で再生できない

この間HTMLにYouTube動画を埋め込もうとしたのですが、一部の動画(というか多くの公式系動画)は、HTMLに埋め込みコードを取得して貼り付けても、

 

動画を再生できません

サムネも表示されない

 

こんな感じで再生できないんですよね。ブラウザを変えても挙動変わらず。

はてなブログとかWordPressだと、HTMLでページ内再生できなかった動画もページ内で再生できるんだけど。

 

www.youtube.com

こちらの動画はHTMLでは埋め込めなかった動画です。(布教)

 

これについて調べた結果や、聞いた結果をまとめます。

 

結論:HTML上で埋め込み不許可YouTubeは再生できない

HTML上では、どうしてもページ内で再生できない動画が存在するようです。

確かによく考えてみれば、今の時代、Web制作で素のHTMLにYouTube動画埋め込む機会なんてほぼ全く無いので困らないっちゃ困らないけど。

 

現時点で私のChrome検証ツールでコンソールにエラーは出ないのですが、以前は

Cross-Origin Read Blocking (CORB) blocked cross-origin response https://www.youtube.com/watch?v=OPF5OH8R2d0&feature=youtu.be with MIME type text/html. See https://www.chromestatus.com/feature/5629709824032768 for more details.

 ※オレンジ色の部分が任意のYouTubeリンクになると思います

 

というエラーが出て、ブロックされていました。

いまの私のChromeは教えてくれないのですが、どうやらCORB(クロスオリジンリードブロッキング)が悪さをしているようです。

CORBについては難しくてよくわからないので↓

 

asnokaze.hatenablog.com

 

YouTube動画の埋め込みリンクを取得してそのままHTMLに貼り付けても、フロントエンド(HTML)からレスポンスを投げるとブロックされてしまいます。

しかしこれにはYouTubeの設定も関係しているようで、動画の所有者が埋め込みを許可していると、そのまま埋め込める場合もあります。

 

表示できる動画もある

表示できる動画もある

MusicVideoなどは埋め込めないことが多かったですが、ご覧のように進撃の巨人展のCMはサムネも表示され、埋め込むことができています。ページ内で再生もできました。

これは恐らく、動画の所有者が埋め込みを許可する設定にしているものと思われます。

理由はともかくとして、HTMLに頑張っても埋め込めないYouTube動画がある、という結論だけがこの記事でお伝えしたいことです。

頑張って調べたけど結局「答え」がなかったので。

「答え」は「無理」でした。

対処法

思いつく解決策をいくつか挙げます。

 

画像リンクにする

サムネイルに準ずる画像を用意して、その画像をaタグで囲んでリンクにしてしまう作戦。

文字リンクにする

ダサいから多分誰もやりたくないけど、普通に文字のリンクを貼り付けてしまう作戦。

 

リンクの作り方はサルワカさん見てください

saruwakakun.com

 

WordPress化する

フロントエンドでブロックされてしまうのなら、サーバーサイドにしてしまえばいいじゃないか作戦。

WordPress化すれば見た目を損なわず、動画をページを再生できるようになります。

しかしこの作戦では、ファイルを受け取った側がPHPのローカル環境を構築していないと見ることができないので、需要とミスマッチのはず。

それからこちらも環境構築をしていないといけない。

ていうかそこまでしてYouTube埋め込まなきゃいけないってどういう事情?

 

諦める

「できませんでした」と言う作戦。

HTMLにYouTube動画を埋め込んで再生できなかったから殺された人は聞いたことがないので、多分大丈夫です。

 

なつやすみ

未来の私以外に見ている人がほとんどいないであろう日記ならぬ「月記」ですが、1円でも広告で収入が入ったらラッキーという心持で書いていると、振り返って結構面白かったりするのでこれからもつづけます。

微積は落とした

大学生になってはじめての試験期間がありました。高校までのように詰め込みのよくわからない試験を3日とか4日で何教科もやるということはないので、その点で楽と言えば楽です。ていうか楽です。

取った授業の多くはぼくの大好きなレポート評価です。中国語の授業のレポート課題は「期末試験の問題を作れ」というもので、ああ大学らしくておもしろいなと思いました。試験問題を作るって、試験範囲をしっかり理解していないとできないので、これはいい課題だね。

心配だった数学と物理に関しては、意外とよくできた感じです。学部によっておなじ授業でも試験内容に違いがあるらしいので、単純に運がよかっただけかもしれない。

ただ微積はちょっと、いやかなりあぶない。試験7割、宿題3割の試験で、6割切ると落単。宿題毎回出して2割もらえてるとして、試験4割が朝専用WONDAモーニングショットくらい甘く途中点つけてくれればギリ乗ってるか乗ってないかくらいの状況。物理が意外とよくできたので完全に気が抜けてしまって、手を動かさずに見るだけ勉強で試験に臨んでしまったのが明らかな敗因です。(物理はちゃんと手を動かして勉強した)

数学と物理はちゃんと手を動かして勉強しようと思いました。

これ必修だけど、落単したら留年とかないよね…?

たぶんない

英検落ちた日本死ね

英検2級2次落ちました。2級。落ちました。

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2級の2次はめちゃくちゃゆっくり喋ってくれるので聞き取れないことはあまりないのですが、今回の面接官のおっちゃんはなんか滑舌がアレなのか発音がアレなのか知らないけど、なんか聞きとりづらくて、

それで2回聞き返したのですが、3回目からは減点という噂を聞いていたので「I couldn't hear your English enough so I can't answer this question」という面接にあるまじき答えをしてしまいました。

アティチュード1でした。

2次免除の私は3分間のおしゃべりのために1万円近くを支払うことになりました。ソープランドより高いのに、相手は若い女の子ではなかった。これはおかしい。

なつやすみ

まだレポートが一つ残っているのですが、提出期限が8月10日なのでもうほぼ夏休みといっていいでしょう。こんなにヌルっと夏休みに移行するもんなんだね。

例年、夏休みは18きっぷでウロウロしているのですが(あと部活か)、今年はマジで暑くて外に出る気にならないのでお家に引き籠る予定となっています。本当は暑さも例年通りのはずなのですが、あまりに外に出ないのでモグラ状態です。直射日光ダメ。高温多湿ダメ。汗ダメ。部活の現役時代のようにサウナと化した体育館でバスケをするなんて、全くもって考えられません。在りし日の私は恐らく私ではなかったのでしょう。

ただせっかく貴重な暇な夏休みなので、以下のことに取り組みます。

誤差解析の復習→秋学期に死ぬので

校正実務講座→資格を取る

日本語検定の勉強→資格を取る

英検の勉強→(#^ω^)

ピアノ→Polaris(WUG)を弾きたい

読書→いい歳してHIKAKINGAMESばっかり見てんじゃねぇ

動画編集→最長片道切符の旅の準備のために#1を完成させます

ちゃんとしたブログを書く→このブログはいつも大体10%くらいの力で書いているので、そろそろ90%くらいの力をかけて、ちゃんとしたブログサイトを作ります

JavaScript(Web制作)→暇だったらやる(多分やらない)

 

理系学生のくせにド文系みたいなことやろうとしてんのオモロ。いやオモロないわ。

 

ケースで選んだ、RHA TrueConnect

別に記事にするつもりもなかったのですがせっかく買ったので記録兼ねて書いとくことにします。

画質が結構良いので写真のホコリがとても気になる。

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ガンダムって呼んでいい?

何かのコックピットのように上に展開するケース。非常に質感がいい。

お値段3520円也(eイヤホン秋葉原店)。付属品は本体のみ。

 

ケースの質感は、非常にいいです。まぁケースで選んでるからね。

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黒うどん式

イヤホン本体は、Airpodsのうどん部分が短くなっている感じ。ちょっとケースに入れづらいのと、なぜかケースに収納するときに左右を反転させてしまわないといけないのが面倒。物理ボタンなのはうれしい

音質もそこそこ。ワイルドな感じの音で、聴きごたえはあると思います。

それから1時間もつけていると耳が痛くなってくるので、長時間はつけていられません。

これだと普段使い用としてはちょっとダメかな。

 

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ケース

eイヤホンの中古はバッテリーの状態だけ保証も記載もないのでガチャなのですが、この個体は結構アタリだと思われ。多分4~5時間は使えると思います。

ただケースのバッテリーは結構ヘタっていて、1回フル充電したら電池切れみたいな感じでした。

ケースの質感はかなり良いのですが、金属製なので無造作にポケットに放り込んでおくと重たいです。あとジャンボ。私は普段無造作に色々なものをポケットに突っ込んでいるので、何かとこいつでお互いに傷つけ合いそうなのも結構心配。

ということで普段使いイヤホンとしてはちょっと問題があるので、これもじきに売却ですね。もはや冒険せずに、新品のSoundcoreシリーズの完全ワイヤレスを買った方が絶対満足できると自分でも思います。

まだまだ、オーディオ沼からは抜け出せないようです。