ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

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HA-FX100TでVictorの遺伝子を感じようとした

https://www.victor.jp/headphones/wireless/ha-fx100t/img/kv_top_pc.jpg

昔使ってたビデオデッキがVictorだったな、そういえば。

Victorの遺伝子、しかと感じ取っていきたいと思います。(導入が適当)

 

HA-FX100Tについて

www.victor.jp

Victorが出した初めてのワイヤレスイヤホンらしいです。

アイキャッチだとカラバリありそうな感じですが、色は黒一色しか展開がありません。これ景品表示法大丈夫なのかな?

仕様については、あまり特筆するようなところはなく普通な感じ。イヤーピースがスパイラルドットピースといって、なんかオリジナルのイヤーピースになっているのは面白いなと思いました。同時転送とAptXに対応しています。

中に入ってるドットが音を反響するらしいです。変わるのかな。それも試してみようと思います。

HA-FX100Tを開封する

カタログスペックは公式を見てください。

外箱の画像

外箱

外箱は普通です。別にかっこよくもなく、ダサくもなく、普通。この普通さがVictorなんでしょうか。知らんけど。

ケースの画像

ケース

ケースはプラスチッキーでかなりチープな感じで高級感はまるでないです。Victorのロゴがカッコいいだけに、ケースの質感にはもう少しこだわってほしかったかな。

ケースが後ろに倒れてしまう

そしてケースは軽いので、イヤホンを取り出すとコテンと後ろに倒れてしまいます。一応自立はするものの、これは致命的です。そしてヒンジ部分もしなってしまって何とも情けないつくり。ケースがあまりにも力入っていなくて非常に残念です。

本体とケースの画像

本体とケース

蓋をあけるとイヤホン本体が斜めにはいっていて、ここは結構洒落ています。懐かしのVictor文字ロゴがいい感じ。

本体の画像

シンプルな本体

イヤホン本体は非常にコンパクトかつシンプルなデザインで、ゴツめのやつを多く使っている私としてはちょっと新鮮。

HA-FX100Tを装着して聴いてみる

シンプルな形なので耳への収まりは考慮していないのかと思いきや、意外にもフィット感は抜群です。イヤーピースを変えると装着感はかなり変わります。

タッチセンサー部分は平べったく、感度がすごくいいのでつけるときにちょっと触ってしまう。

操作系はこんな感じで、固有で慣れが必要です。

再生中は白色LEDが点滅します。普通では気になりませんが、暗い部屋で使っているとちょっとチカチカして気になります。。

そして音楽を再生していないと、ホワイトノイズが入っては消え、入っては消えを繰り返します。ここも気になる。

ヒアスルー機能

右のタッチセンサーを1回触るとヒアスルー機能がONになります。音楽を聴きながら外音を聴くことは想定されておらず、音楽のボリュームが自動的に下がって外音が聴こえるような仕様。

性能は正直微妙で、ちょっと聞く分には聞こえるけどちゃんと会話するときは外してしまった方が楽です。おまけ機能かな。

音質

Victorの遺伝子とか言ってるだけあって音はめちゃくちゃ良いです。

WF-1000XM3の臨場感には流石にかないませんが、非常に明瞭かつ低音もちゃんと存在感があります。私が好んで聴くアニソン系も快適に聴けて大満足。

本当は音についてもっと語りたいところですが、語彙力と表現力に乏しくこれが限界です。

音がいいのよりもちょっとガジェットとしての使いやすさに振ったのが欲しいと思っていたので、なんか困った気分。

イヤーピース

スパイラルドットイヤーピースは本当に違うんだろうか?

単刀直入に言うと違いはわかりませんでした

Spinfitのイヤーピースと両方を聴き比べて比較しましたが、正直ほとんど違いはわかりませんでした。

強いて言えばスパイラルドットのほうが音が丸くなったような感じがありましたが、恐らくプラシーボ効果によるものだと思います。シャッフルされたらどっちの音かは当てられません。

ただ装着感はかなり違いました。スパイラルドットはグニョングニョンしていないため肌滑りがよく、脱着がスムーズ。かつ遮音能力も非常に高くて、イヤーピースとして非常に優れていると思います。

そしてイヤホン本体はイヤーピースで支えられているので、イヤーピースを変えるだけでイヤホン自体の装着感もかなり変わりました。

HA-FX100Tのまとめ

音に全振りしていて、それ以外が微妙すぎるのが残念。コスパは…うーん、そんなに良くないかも。

特にケースが残念。同価格帯のものに比べてつくりがチープすぎて、ニッパー君のロゴも些か浮いているような気がしてしまいました。

またケースの充電が切れると、本体がケースを認識せず、ケースに入れていても勝手に接続されてしまいます。このように本体に力が入っている分、ケースの粗が目立つモデルでした。

音はかなりオイシイので、音だけを楽しむのなら満足できるイヤホンにはなっていると思います。ただVictorの遺伝子を感じられるほど、Victorについて詳しくないのでそれは分かりませんでした。

HIS MASTER’S VOICEの次回作に期待したいと思います。

骨伝導イヤホン、OPENMOVEが衝撃だった

チャリ通をはじめようと思って。

合法的に音楽聴きながらチャリ乗ろうと思ったら、骨伝導しか選択肢がないので仕方なく骨伝導デビューしたところ、衝撃で小一時間叫んでしまいました。

今回はAfterShokzのOPENMOVEを簡単にレビューしつつ、その衝撃を書き留めたいと思います。

カタログスペックは外部参照でお願いします。

OPENMOVE について

AfterShokzのエントリー骨伝導イヤホンです。

AfterShokzにはいくつか骨伝導のラインナップがありますが、その中で最新かつ一番廉価なモデルでした。

一番ランクの高いヤツはなぜか充電端子が独自端子でめんどくさそうなので、USB-C給電のこっちのほうがいいと思います。

イヤホンの事始めはエントリーモデルで我慢しておいたほうがいいと思います。後でハイエンドモデルに乗り換えるときに指標になるし、違いがわかりやすいのでハイエンドで感動できるようになります。最初からハイエンドモデルにしてしまうと、ハイエンドが自分の標準になってしまって、それより下のランクが使えなくなってしまいがちな気がします。

VGP2021金賞だから、少なくともハズレではないんでしょうということで。

あと地味に2年保証ってすごいよね。

OPENMOVE を開封する

外箱の画像

オシャレな外箱

外箱は海外メーカーにありがちなオシャレタイプで、個人的には結構好き。

日本メーカーは外箱のファーストビューの情報量が多いけど、海外メーカーは本体を正面に見せて、筋肉で語ってるようなイメージ。いいよね。

内容品の画像

画像は大人の事情で荒くなってしまいました。

内容品は本体と、分厚い説明書、ポーチと、耳栓(!)

説明書が分厚かったので一瞬焦りましたが、多言語対応なので分厚いだけでした。

日本語はところどころ若干おかしいけど、激安中華のそれよりはマシ。

ポーチはビニール製で、そんなに持ちは良くなさそうな感じです。

耳栓はしっかりしたスポーツ用の耳栓でした。軽い紙粘土みたいなやつ。遮音性バッチリ。

OPENMOVE を使ってみる

いやまぁ使ってみてビックリ。

音めちゃくちゃ良いです。

正直骨伝導って音質は捨ててると思ってたけど、完全にやられた。これは。リップノイズまで聞こえるとは思っていませんでした。

というのもこのモデル、廉価版のくせにハイエンド機に迫る音質を実現しているようで。

音に関しては普通めのチューニングで、どこが強調されているとかは特にありません。音の聴こえ具合はポジションによってかなり異なるので、ベストポジションに調整するのは結構大変かも。

あとめっちゃびっくりしたのがこれ。

説明書の画像

イコライザーつきだった

イコライザーついてんの!!?!

と思ったけどイコライザーは正直違いがわかりませんでした。というのもこのイコライザーはモード切り替えとしての位置づけのようで、音を変えて楽しんでね目的ではないっぽい。音楽を聴くときは「オリジナル」、通話するときは「ボーカル」、耳栓するときは「イヤプラグ」にしろと。なるほど、イキリにわか音質派は引っ込んでろと、そういうことだね。

それで耳栓をして、イコライザーを「イヤプラグモード」にして聴いてみました。耳栓状態では、音質は明らかに落ちます。聴けなくはないけど、どうしてもこもって聴こえてしまう。「骨伝導」とはいうものの、実際には聞こえている音の100%が骨伝導で聞こえているわけではなくて、いくらかは空気の振動が普通にそのまま耳に入っているんだろうな、ということが明らかとなりました。

ということで耳栓をしてまで使うことは多分ないだろうと思います。耳栓使える状態だったら普通のイヤホン使うわよね。耳が塞げない状態だからわざわざ骨伝導使うんであって。

音漏れはどうなのかわかりません。多分しているんじゃないかと思われます。やっぱりある程度外音がある状況で使うイヤホンで、音漏れが気になるような状況なら普通のイヤホンに切り替えて使う使い方がいいんじゃないかと思うよね。

遅延はこのタイプのイヤホンで気にするような項目ではないと思いますが、驚いたことにほとんどありませんでした。音ゲーも普通にできるくらい。ただゼロなわけではないです。

ボタンは左サイドにAボタン、右の脇腹にBCボタンの3つついていて、複雑な操作ができます。通話時のリダイヤル・ミュートまでできる完璧っぷり。いやすごいのは分かるけど、いろいろありすぎて覚えられないよ...。ミュートしようと思ったら流石にスマホ本体出すよね。

あと音声ガイダンスがツボ。多言語対応で、日本語にも対応していました。初期設定は日本語で、気が利いています。

電源を入れると「アフターショックスへ、ようこそ」、接続すると「接続しました!」これは「接続しました」ではなくて「接続しました(聴けばわかる)、電源を切ると「終了します」と喋ります。多分機械音声ではなくて、収録している音声。女性。棒読みではないけど、台本読まされてる感がすごくてちょっとツボ。かわいい。

でもIP55防水防塵に6時間のバッテリーと、そこら辺は抜け目がなくて、バランスよく完成したイヤホンでした。

OPENMOVE の総評

これで1万円以下というんだからすごい。チャリ通ユーザーは絶対買うべきです。

場所と人を選ぶイヤホンなので、使わない人は使わないものだけど、ただ、欲しいと思って何も考えずにポチっても、後悔しないイヤホンだと思いました。

私はこのイヤホンで、ワイヤレスイヤホンを初めて使った時以来の大きな感動を覚えました。これからこき使っていこうと思います。

2020年に出会った曲たち

色々なことがとりあえずひと段落したので、今年出会った曲を書き連ねていこうかなと思います。(今年リリースかどうかは無関係)

今年は上半期は色々な新譜をなんとか聞いてやろうという気持ちで積極的に開拓していたのですが、下半期はWUG(Wake Up Girls!)にハマってしまい、ほとんどWUGしか聴いていませんでした。

WUGは上半期からちょいちょい聴いていたのですが、まだメンバーの顔と名前は興味ないレベルで、純粋に秀和楽曲だから聴いていました。ところが。

ふとみかけたPeaky P-keyのGonna be rightのライブ動画を見たときに、

上でDJやってる子、可愛いな?→何て人?→高木美佑さんか、あれ、WUGの人だよね?→MV見てみようか→これが高木美佑さんか、なるほど→MVリピート再生→沼

の流れで見事WUGにハマってしまいました。とりあえず楽曲とアニメは全部履修しました。劇場版BtBと7アイもBD購入して視聴しました。ライブも4thまではBox買って見ました。そんな感じで今では立派なワグナーです。

本当にWUGが解散したことが残念でなりません。ライブに行きたいと心底思ったのは初めてです。

だいたい最近の声優アーティストのライブってコールが禁止なので、オタクは単に演者の生歌を聴くことしかできません。それだと別に音源聴いてるのとそんなに変わらないじゃないですか。

しかしWUGというのは「アイドル」です。アイドル楽曲というのはライブでオタクがコールすることで楽曲が完成します。アガリ曲はコール前提で作られてるので、音源聴いててもコールしたくなるし、何ならコールの幻聴が聴こえてきます。それはライブの会場でしか楽しめない音楽。

WUGのライブを見ていたら、数か月前に憧れだった水瀬いのりさんのライブがなんとつまらなく見えてくることでしょうか。

RSGはアーティスト水瀬いのり屈指のアガリ曲ですが、オタクの気持ち悪い声で「AI!AI!」とコールが聴こえないのは最早ライブである必要性を考えてしまいます。口上言うオタクもいないし。(この会場でそんなことしたらツマミ出されて後でいのりまち大炎上ですが)

WUGのライブ(一例)を見てみましょう。

0:27~ せーのっ!「ナンダカチガウー!!」みたいな。反響であんまりオタクの声聞こえないけど。これ絶対楽しいじゃん。

最近は

こんなこともあって「コール=悪」「家虎=悪」みたいな風潮がありますが、私はWUGにハマってからというもの、考えを改めました。今までの私は、別に家虎なんてどうでもいいと思っていたのです。やるのは個人の自由だし否定はしないけど、なんでやるのだろうかと。それは正直分からなかった。

でも今ならはっきりとこう言うことができます。彼らはライブでしか楽しめない音楽を楽しんでいるんだと。別に家虎してもいいではないかと。むしろコールのないライブの方が家虎より気持ち悪いではないかと。家虎聴いただけで気分悪くなって病んでしまうオタク、あまりに生きづらすぎではないかと。

無音があったらイエッタイガーしたくなるオタクの気持ちがちょっとわかった気がしました。でも単発で家虎打つのは(多分)つまらないので、やっぱり家虎=悪の現場で家虎するのはやめたほうがいいと、在宅のぼくは思います。

世の中にはいろいろな人がいるので。

なんか家虎の話になっちゃった。

MONACA(WUG)系

土曜日のフライト(Wake Up Girls!)

上半期一番聴いたのこれかもしれない。マジでずっと聴いてた。飛行機の中でも聴いてた。WUGにハマる前からこれだけは延々と聴いてた。

田中秀和さんが「末永く聴かれる皆様の愛聴盤となりますように」と言っていたのも深くうなずけるくらい、完成された楽曲。WUGの枠を飛び越えながら、WUGらしさもある素敵な曲。

これがリリースされたのは去年なので、1年遅れで見つけてハマって聴いていることになります。今年はそういう曲が多かった。

考察は

これ読んでください。(丸投げ)

言の葉 青葉(Wake Up Girls!)

私はバラードがあまり好きではなくて、最初はこれもあまり好きではなかったのですが、何かの拍子でフッと好きになってすごく聴くようになって、同時にバラードの良さもわからせてくれた曲。

MVがカメラ視点切り替えなしの一発撮りなのもすごい。

ゆっくりなのでタイピングの練習に聴きながら歌詞を写経していたら、歌詞の意味がだんだんわかってきました。これ、震災の曲になってるんですね。普段歌詞追わないからわからなかったけど、深い曲なんだなーって(小並感)

オオカミとピアノ(久海菜々美(cv:山下七海))

youtu.be

久海菜々美ちゃんのキャラソン。これは山下七海さんが歌ってるし、作曲秀和でもう優勝だよね。中毒性がすごいです。

歌詞は相変わらず何言ってるかわからないけど、只野菜摘×田中秀和が最強なのはわかります。

山下七海さん、23%くらいハスキーなお声と、「し」の発音にちょっと「き」の音の成分が入るのが超好き。

無許可ながら優良な資料を添付させていただきます。

オタクの書いた文章だけがヒットするサーチエンジン欲しい

ステラ・ドライブ(七瀬佳乃(cv:青山吉能) )

youtu.be

七瀬佳乃ちゃんのキャラソン。これは最初は普通に聴き流してたけど、聴き流し3回目くらいから謎の中毒症状が発生して、リピートに至りました。秀和楽曲、3回目あたりから中毒出てくる率高め。そして噛めば噛むほどうまい。スルメ楽曲。

夜の国道で聴きたい。もう、只野菜摘さん、天才です。

これとオオカミとピアノはYouTube Premiumの民しか聴けないです。

七つの海のコンサート(山下七海

山下七海さんのソロイベ楽曲。山下七海さん、ソロイベで秀和さん呼んで手料理を振舞ったらしいけど、どこまで俺得なのそのイベント。行きたすぎでしょ。

いいイヤホンで聴くと後ろで泡がブクブクしてる音が聞こえるのがすき。

桜色クレッシェンド(永野愛理)

永野愛理さんのソロイベ楽曲。Spotifyでシャッフル再生にしてたら勝手に流れてきて、(なにこれ超好き!!)と思って開いたらWUG関係の曲だったという。本当にWUGは曲が全部強いですね。

イントロのピアノの時点で既に心掴まれてました。

永野愛理さんは正直ノーマークだったのですが、もう一個のソロイベ楽曲「minority emotions」もすごく良かったのでちょっといい意味で裏切られた気分。というかソロイベ楽曲全員分聴いたのですが、マジで1曲もハズレ曲ないのヤバい。本当に全部好き。

ソロイベ楽曲配信開始はギリ今年なので、これは新規開拓に含んで差し支えないのでは?

これね。

ぼくらは素敵だ(DIALOGUE+)

素人が聴いても変態進行なのがわかってしまうとんでもない曲。

田淵さんMONACAじゃないんだけど分類メンドクサイし強いからいいかなと思ってこっちに入れてしまいました。

WUGの次はDIALOGUE+か?という感じですが、D+は人数が多すぎて、処理能力の低いおじさんの頭では全員を処理しきれません。そう考えるとWUGの7人って多すぎず少なすぎず、ちょうどいい人数だったんだなって。またWUGの株が上がってしまった。(追記:よく見たら1人しか変わらないやんけ

声優ソロ系

僕らは今(水瀬いのり

youtu.be

初めて聴いたときはマジで震えました。唐突にアップテンポになってとにかくすごいのよこれ。サビの高音の伸びもすばらしい。

水瀬いのり×藤永龍太郎、このカップリングはどこまでも伸びそうな何かを感じます。

ココロソマリ盤のもう一つ、Well Wishing Wordも非常にラパパデュワデュワ。

その後水瀬いのりさんへの熱量は概ね気温とともに低下し、今では3年ほど前から毎週欠かさず聴いていたメロフラも聴かなくなってしまいました。新盤のStarlight Museumもほぼ聴いていない。なんてこった。

空のアルカナ(釘宮理恵

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結構ゆっくり目のあんまり私にハマらないタイプの音楽のはずなのですが、なぜか好き。言の葉 青葉の影響で、バラードも楽しめるようになったという成長もあると思います。

この曲7分近くあってすごく長いのに、聴くと本当あっという間。不思議な魔法がかかっているものと思われます。

後ろで流れているちょっと古い博物館にある資料ビデオのBGMで流れてそうな音が好き。

サウダージブルー(田中あいみ

youtu.be

年末にふいに見つけてしまった曲。「上野さんは不器用」を履修して、田中あいみさんの歌う曲を舐めていたら出会いました。何がいいのか説明はできないけどとにかく好き。上野さんは不器用も、この曲のリリースも去年。

田中あいみさん、ショタボもしっかりできるの本当にすごいと思う。女性声優のショタボはピンキリで、実力派と呼ばれる人たちでもショタボは全然しっくりこないこともあるのですが、田中あいみさんはショタボもちゃんとできるし、ちゃんとした女の子の声やってもしっかり可愛いのがすごい。花守ゆみりさんとかもショタボ上手いよね。

しかも田中あいみさんのスゴイのはそのショタボでそのままキャラソン歌ってるところ。キャラの声でキャラソン歌うのは別に当たり前ですが、田中(cv:田中あいみ)のキャラソン聴いてびっくり。マジで田中あいみさん本人が歌ってる姿が想像できない。

これってキャラを演じるうえでの到達点だと思います。演じてる姿が想像できない、歌ってる姿が想像できない、ということは、演者がキャラに「完全に憑依」している状態を示すのではないでしょうか。

田中あいみさんはうまる以後、実力があるのに跳ねないと言われ続けてるので頑張ってほしいです。枕断ってんのかな。不自然なまでに実力と仕事が釣り合ってないよね。

という感じで年末は田中あいみさんに夢中でした。

なお、このコバルト、情報によると初動250枚しか売れなかったらしい。マジですか?2743より低いというのはちょっと信じられませんね。

アニメとゲーム系

Sincerely(TRUE)

ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンのOp。この曲は歌詞とアニメの内容がどうやらリンクしているっぽい。聴くだけでヴァイオレットエヴァ―ガーデン第10話が思い起こされます。てかヴァイオレットエヴァ―ガーデンこれ、どう略したらいいんだ。

今年履修した数少ないアニメの一つがヴァイオレットエヴァ―ガーデンです。元々アニメはあまり見ない質ですが、今年は友達の熱い押しもあり、例年に比べたらこれでも多く履修した方だと思います。中でもヴァイオレットエヴァ―ガーデンはすごく良くて、久しぶりに「見て良かった」と思えるアニメに出会った気がします。

最初から号泣を期待して見ていたが結局10話でも劇場版でも泣けなかったので、はやく泣ける作品に出合いたいなというところ。

Sasanqua(Afterglow

ガルパの曲。初めてガルパのストーリーを読んでから聴いた曲。ストーリーによるとモカちゃんが書いたらしい。バンドリの曲もバックグラウンドを知ってから聴くとうまみが倍増しますね。

誰かが言っていましたがシングルの発売日がサザンカの開花時期とぴったりなんていう隠れ演出もあったそうです。

カップリングの「I love your way!」はガルパの譜面がめちゃくちゃ楽しいのと、つぐちゃんのソロパートが好きです。

アスノヨゾラ哨戒班(Orangestar :covered by Afterglow

(公式がなかった)

私は音楽の幅が非常に狭く、ガルパでカバーされる楽曲は知らない曲ばかりなので、この際ガルパでカバーされた楽曲の原曲を聴いてみようと思い立ち、総ざらいしているときに出合ったのがアスノヨゾラ哨戒班。

アスノヨゾラ哨戒班はどうやら義務教育で必ず通るらしいのですが、なぜか通ってきませんでした。この曲、速いテンポと伸びる高音がマジで性癖どストライクすぎて卒倒した。今年出会った曲の中で一番好み。

原曲はボカロですが、なぜか「歌ってみた」のほうが再生数が多い謎。そこら辺全部聴きましたがやっぱりアフロカバーが一番だった。性癖曲のあやねる歌唱。耳がついていることにこれほど感謝したことはあったでしょうか。

あと佐倉綾音さんはこれをNOT裏声で歌えるのは狂気だと思います。どいつもこいつも狂ってるよ...。

その他

飛行艇King Gnu

Spotifyでシャッフル再生かけながら東急ハンズ池袋店で買い物してるときに初めて聴いたというのを覚えています。

なんか後ろでズッコンバッコンしてるのが不思議な感じで、曲名見たら「飛行艇」で、「あ~なるほど~!」と思いました。さらに今流行りのKing Gnuということで、ちょっと現世に帰ってきた気分になりました。

それ以降特にKing Gnuは聴いていませんが、飛行艇だけは気に入って何回もリピートしましたね。

あの日あの時(藤川千愛

藤永龍太郎楽曲が藤川千愛さんによく提供されていると聞いて、藤永千愛さんを聴くようになりました(完全に藤永龍太郎目的)。あの日あの時が一番好き。

なんとな~くリピート再生していたので個人的に気に入ったんだと思います。後になって調べてみたら作曲藤永龍太郎、作詞千鳥ノブ。千鳥ノブ!?

ノブこんな歌詞書けるんだ~と感動しました。クセないやん。

藤川千愛さん、聴く曲聴く曲が妙に好きです。まぁエレガが多いので当然っちゃ当然なんですけど。MONACAとElgには絶対的な信頼があります。

感想と来年の目標

偏りがすごい。特に印象的な15曲を選出しましたが、WUG関連の楽曲で半分埋まってしまいました。来年はもっと広く浅くいろいろ聴いていきたいです。

特に田中秀和藤永龍太郎楽曲は完全制覇したい。

なるべく公式の動画を貼るようにしたのですがたまにYouTubeの自動生成の動画でフル尺で再生できるのがあって困惑しました。多分YouTube Musicのサービス開始のタイミングでできたやつだと思うけど。

それって本来Premiumメンバーシップを持っていないと開けないはずなんだけど、空のアルカナとか普通に開けるよね。この違いは何なんだろう。

あと響の愛美さんがキングレコードからソロデビューすると発表がありましたが、どんな音楽になるのか楽しみです。ブシロードミュージックじゃないのはなんで。

誰が見てるかわからないけど、今年もお疲れさまでした。

ココが違うよ新解釈・三國志(実際はこう)

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「新解釈・三國志」が公開されたというので、早速観てきました。

公開初日でしたが席の埋まり具合は2割程度。平日だからでしょうか?

ここでは感想を置きつつ、実際の三国志の物語との相違点などを解説していこうと思います。(ネタバレ注意)

ネタバレ注意って言っても三国志って歴史モノなので、ネタ知ってた方が楽しめると思います。

ちなみに私の三国志愛好程度は横山三国志と吉川三国志をそれぞれ2周する程度なので、ライトです。

原典の「三国志演義」を読もうと思ったこともありますが、字が小さいのと文体が古文調だったので断念した記憶が残っています。

 

総評

おもしろかった

かなり脚色されていますが、大筋は三国志のお話でした。三国志を知らなくても楽しめる構成にはなっていたと思います。

ところどころ地図を見せてくれたり、大まかな解説が入ったりしました。

取り上げられたのは「桃園の誓い」・「黄巾の乱」のさわり・「虎牢関の戦い」・「美女連環の計」・「三顧の礼」・「長坂坡の戦い」・「赤壁の戦い」でした。

三国志の最後(司馬炎が晋として天下統一するところ)まで一応は走るかと思っていましたが、映画のお話は赤壁で終わって、「まだまだ物語は続くので、興味のある人は読んでみてね」って感じの締めでした。

厳密には赤壁までの時点ではぜんぜん三国じゃないんですが、そこは目をつむりましょう。。

 

桃園の誓い

ここは特に言うことはありません。

ちゃんとお約束のフレーズを言ってくれたのは良かったです。

 

黄巾の乱(のさわり)

黄巾の乱の最初だけは描写がありました。確かに劉備御一行の初仕事は黄巾の乱の鎮圧なのでこれははずせなかったのかも。

黄巾の乱の本当の主人公、張角は出てきませんでした。

 

虎牢関の戦い

董卓連合軍のところ。

なんか呂布が出てきて、関羽張飛と一戦交えるだけでした。

ここで曹操夏侯惇がはじめて出てきました。

夏侯惇は初めから隻眼(片目を失っている状態)でした。虎牢関の戦いは190年、夏侯惇が左目を失ったのは194年とのことなので、ここは脚色が入っています。

あと劇中では劉備がサボっているということになっていましたが、あれは本当なんでしょうか?ちょっと調べた感じでは劉備も普通にいたっぽいけど。

めんどくさがりな劇中の劉備の性格は、ある程度ホントのような気がします。

まぁ「新解釈」三国志なので、少しくらい嘘が入っていてもいいか。

三国志演義では関羽華雄の首を酒が温いうちに獲ってくる(猛将である華雄を秒で討ち取ってきてしまった)というエピソードがあるのですが、そういうことは特にありませんでした。

それから呂布が持っていた武器が「方天画戟」なのかはオタクではないのでわかりませんでした。

袁紹(えんしょう)と公孫瓚(こうそんさん)は名前すら出てこなかったので、ちょっとかわいそう。

 

美女連環の計

呂布董卓貂蝉のハニートラップにやられるところ。

ここは大分脚色が入っていて、三国志をちょっと知ってる人なら、「???」となるところかも。

劇中では劉備が美女連環の計を思いついたら、なぜか趙雲貂蝉を連れてきて、劉備御一行が董卓のもとに貂蝉を差し向けることになっていましたが、これやったのって本当は全部王允(おういん)だよね。

劇中では趙雲が鼻につく残念イケメンな役柄となっているので、それに重ねたかったのかも。

てか趙雲はここではまだ出てこないはず。関羽が魏に降伏したあたりじゃなかったっけ。

あと最後は貂蝉呂布に斬られて終わるのですが、貂蝉って確か自害したんだったよね。

貂蝉が化けの皮を剥ぐ(物理)など、ここら辺は脚色入ってるのが一応わかりやすくはなっています。

佐藤二朗さんの董卓渡辺直美さんの貂蝉城田優さん(この人は知らない)の呂布と、キャスティングが面白めだったので、そこは良かったです。

ちなみに「王允」、「美女連環の計」はワードすら出てきませんでした。かわいそう。

 

三顧の礼

諸葛亮を仲間にするところ。

三国志演義では、司馬徽(しばき)というおじいさんが諸葛亮がどこにいるのかとか、いろんなことをアドバイスしてくるのですが残念ながら出てきませんでした。

三顧の礼」なのに諸葛亮1回で出てきちゃった。

多分三国志を知っている方なら、最初に諸葛亮が登場したとき(諸葛均が出てきた!)と思ったのではないでしょうか。

ムロツヨシさんの諸葛亮、面白かったです。

劇中では劉備が帰りたがるのを関羽張飛が諫める感じになっていましたが、実際は逆です。劉備が一番諸葛亮を仲間にしたくて頑張っていたイメージ。

あと張飛ちょっと柔らかすぎじゃないかな?確か諸葛亮宅に放火しようとしてたよね。

「漢の左将軍、宜城亭侯、領は豫州の牧、新野の皇叔、劉玄徳が来たと伝えてくれぬか」「そんなに長いの覚えられないよ」のくだりはありませんでした。(わかる人にはわかる)

 

長坂坡の戦い

趙雲が阿斗を助けるところ。

糜夫人、「阿斗を頼みました」みたいなことも言わず、めちゃめちゃ進んで井戸に投身しましたね。もうちょっと粘れよ。

本当はこの後、趙雲が阿斗を抱えながら、片手で戦場を蹂躙して劉備のもとに帰る、という趙雲のスーパーエピソードがあるのですが、その描写はありませんでした。

その後劉備が阿斗をポイして、趙雲をねぎらうというシーンもありませんでした。

それと張飛が橋の上で「我が張飛翼徳なり、死にたい奴はかかってこい!!」と怒鳴り、曹軍50万を震え上がらせて退却させたという私が三国志で一番好きな超カッコいいエピソードもありませんでした。

長坂坡は個人的に三国志で一番好きなところなので、薄味でちょっと残念でした。

 

赤壁の戦い

黄蓋、何した???

黄蓋をやっている人が若かったので、絶対に苦肉計のムチ打ちが見られるなと思っていたのですが、そんな空気すらありませんでした。赤壁黄蓋出しておいて苦肉計しないんかい(笑)

苦肉計とは「苦肉の策」の語源になったエピソードで、呉軍の中にいるスパイを騙すために、おじいちゃんである黄蓋がひどいムチ打ち刑を自ら進んで受け、味方までもを騙しながら曹操に偽りの降伏をして、曹操軍を中からかき乱して勝利したという計略です。

赤壁の戦いでの呉軍の勝利は黄蓋の苦肉計のお陰といっても過言ではないのですが、劇中の黄蓋周瑜の側近にいるだけで、武将としては何もしていませんでした。

黄蓋、呉への忠義がすごい名将でとてもかっこいいのですが、残念。

それと諸葛亮が矢を10万本作れと周瑜に言われたところ。

劇中の諸葛亮はちょっとおバカキャラで、何一つ自分で考えていない感じだったのですが、本当のところは藁で船を作って曹操軍に突撃して、矢を浴びて帰ってくればハイ矢10万本!というのを涼しい顔してやってた記憶。

これ、草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)っていう名前があります。多分ちゃんと諸葛亮が考えた計略です。

本当のところはわからないけど、本当は黄夫人(月英)の入れ知恵があったのかな?もしかしたらあったかもしれないですね。黄夫人も相当頭の切れる人だったらしいし。

東南の風を吹かせるくだりでは、いかにも「運で吹いた」みたいな感じになっていましたが、実際には諸葛亮があそこら辺の地学や気象を前から調査していたから、当日に東南の風が吹くことを知っていました。

頭の切れる諸葛亮は、当日に東南の風が吹くことは知っていたんだけど、あえて祭壇でお祈りをするという儀式をかますことで、あたかも自分が天を操って東南の風を呼び寄せたみたいにして、諸葛亮スゲー!な雰囲気を作ったんだったよね。(確か)

黄夫人は無駄に橋本環奈だった。芸能人あまり知らないですが流石にハシカンはわかりました。個人的には黄夫人よりも貂蝉(第Ⅱ形態)のほうがよかったんじゃ?

あと赤壁では「伏龍」諸葛亮ともう一人、「鳳雛」の龐統ほうとう)が「連環の計」を使って曹操軍の船を鎖で結んでしまったりと暗躍するのですが、そこまで登場させる余裕はないようでした。

それからなんか牛肉の脂を川に流して燃えやすくしようぜ!みたいなくだりがあったが、あれは初めて聞きました。本当なんでしょうか?連環の計のオマージュでしょうか。

そんな感じです。

 

感想

おもしろかった

ところどころ脚色が入っているし、武将をカッコよく見せるのに振っている感じもないので、純粋にコメディーとして見るのがいいかも。

私は楽しめました。

三国志、もっと面白いエピソードがいっぱいあるので、興味を持った人は是非本で読んでみることをおすすめします。

横山三国志のマンガが一番とっつきやすいと思いますが、全60巻あって超長いので、大まかに三国志を把握したいという方は「超意訳 三国志」がおすすめです。

この本、昔「蒼の三国志」という三国志ゲームをやっていたときに、連合(ギルド?)のメンバーの人から教えてもらいました。私が三国志を好きになったのはこのゲームがきっかけです。

 

イマ風な語り口で書いてあるので面白くて読みやすくなっています。初心者はもちろんそうだけどすべての三国志好きにおすすめの一冊です。

 

 

ATH-SPORT5TW着弾!レビュー。イコライザー切り替えが楽しい

こんにちは。

先日Beats Flexを買ったばっかりですが、まーた新しいのを買ってしまいました。

みんな大好きAudio Technicaの新商品、ATH-SPORT5TWです。

こいつを知ったきっかけは、ほぼ同じくらいに発売されたオーテクフルワイヤレスのエントリークラス、ATH-SQ1TWのモデルさんが伊藤美来さんだったからです。

せいゆうがすきなぼくは見事にページに吸い寄せられ、そこで新商品のATH-SPORT5TWを見つけました。

このエントリーモデルのATH-SQ1TWは税込でも1万円を切ってきて結構勝負に来たなという感じだったのですが、ちょっとダサいよねこれ。

https://www.audio-technica.co.jp/upload/contents/product/ATH-SQ1TW/branch_3030_image_12.jpg?1600057057

本体にでっかくLとかRとか書いてあるのはどうなんだろう。本当にフルワイヤレスが初めてのユーザー向けに作っている感じですね。

まぁみっくが可愛いのでなんでもいいんですけど!

ATH-SPORT5TWについて

まずこれなんて読むの?

エスピーオーアールティーふぁいぶティーダブリュー?スポートふぁいぶティーダブリュー?スポートごティーダブリュー?

品番にSPORTSのSPORTが入ってるくらいだからスポーツやワークアウト用のイヤホンなんだね。

https://www.audio-technica.co.jp/upload/contents/product/ATH-SPORT5TW/branch_3032_image_1.jpg?1600057734

ポイントとしては防水防塵にタッチセンサーと物理ボタンのW装備、連続12時間再生、それにイコライザーが3種類使えることでしょうか。あとデザインがかっこよくて好みです。

オーテクのフルワイヤレスってバッテリーおばけ多くないか?連続12時間再生はすごい。無限に音楽聴けるやん。

これの旧機としてATH-SPORT7TWというのがあったのですがそれの後継機になります。後継機なのになんで数字減ってるんだろう。

https://www.audio-technica.co.jp/upload/contents/product/ATH-SPORT7TW/branch_1348_image_0.jpg?1574218727

これね。

ATH-SPORT7TWは定価20,680円なのですが今はAmazonだとアンダー1万円で投げ売りされていて、お買い得です。

そんな7TWと比べてみるとこんな感じ。

  ATH-SPORT5TW ATH-SPORT7TW
価格(定価) ¥14,800(¥16,280 ¥9,783¥20,680
重量(ケース) 5.3g47.8g 6.4g(64g)
充電時間 2h/3h 2h/3h
使用可能時間 12h/36h 3.5h/17.5h
防水防滴 IP55/57 IPX5
対応コーデック AAC,SBC AAC,SBC
Bluetooth ver. 5.0 5.0
充電端子 USB-C Micro USB
その他 タッチコントロール物理ボタン
ヒアスルー機能
イコライザー
タッチコントロール
ヒアスルー機能

5TWが全体的にパワーアップしています。しかし2万円のイヤホンが半額になってるのは普通にすごいです。初心者にはむしろ7TWがおすすめかも。

ATH-SPORT5TWを開封するぞ

色は今回はグレーにしました。ブラックも「オーテクブラック」って感じのいつもの黒色でカッコよかったのですが、イエローが入ってるのがなんかいいなと思って。

外箱の画像

外箱

パッケージかっこいいな。水回りで使ってくれと言わんばかりの水しぶき。

まず開けてびっくりなのがサイズ。

本体の画像

かわいい

ちっちゃ!!!

想像以上に小さくてビックリしました。オーテクのワイヤレスってケースもごついイメージがあったので。

標準でストラップがついてきました。何に使うんだろう。ぶら下げて使えってことかな。

本体の画像

本体

イヤホン本体も形はごついですがサイズ感は結構コンパクト。

本体とケースの画像

本体とケース

収まりもすごいイイ感じ。はぁ、既に好き。

ATH-SPORT5TWを装着して聴いてみるよ

装着した感じ、ギュッと硬く締まって耳が痛くなるような感じではありませんでした。やさしさの中にも安心感があるような、そんなつけ心地。耳から出ている部分が意外に少ないので、外すときはつまんで引き抜く感じ。フィット感は抜群です。

ATH-CKS5TWは走ったりするとポロっと落ちてしまうことがありましたが、これに関してはその心配は無用です。さすがスポーツモデル。

物理ボタンとタッチセンサーの2つのコントロールがついていますが、基本操作系は全部物理コントロールで行います。私はその方がありがたいですが、タッチコントロールの方が好きという人もいるようです。

ヒアスルーのON/OFFとイコライザーの切り替え、Googleアシスタントなどの機能はタッチセンサーでコントロールするという感じ。これによって物理ボタンやタッチセンサーだけだと実現できなかった複雑な動きができるようになっています。

私は使いませんが、装着検出機能もついています。

取説にはお風呂ダメと書いてありますが、使用温度範囲5~40℃ということは家のお風呂くらいならギリOK?サウナとかは流石にダメだけど。あと5℃以下がダメなら真冬の屋外とかダメだよね?

端的に言えば常識的な環境で使えということですね。あと防湿ではないので風呂で使うのはやっぱりおすすめできません。

あとこいつは多機能なくせに何故かA-T Connect(オーテクの接続アプリ)に対応していないので、設定は全部本体のボタン操作で行います。なんで。

ヒアスルー(外音取り込み)機能

左のセンサーを2秒タッチするとヒアスルー機能のON/OFFが切り替わります。

ヒアスルーは可もなく不可もなくといったところでしょうか。音楽を流しながらなら気になりませんが、止める(ヒアスルーのみ使用だ)とホワイトノイズが入ります。

あと音声ガイダンスがいちいち入るのウザイ

イコライザー機能

大本命これ。Original, Bass boost, Clear voiceの3種類のプリセットイコライザーから選べます。

Originalは結構シャリシャリめの優しい感じです。このチューニング結構好き。

Bass boostはOriginalのシャリ指向をさらに高めた中に、ドンも入ってくる感じ。いわゆる典型的な「ドンシャリ」ブーストでした。

ATH-CKS5TWを使ってきた私は、あからさまな低音マシマシをイメージしていたのですが、そんなことはなくてバランスが取れていました。SONYのWF-XB700に近いかもWF-XB700が油絵なら、ATH-SPORT5TWは水彩画みたいなWF-XB700と比べると、高音が強いです。

Clear voiceはOriginalとの違いがあまりわかりませんでした。通話の時に使うんでしょうか。確かにちょっと違うけど、流しで音楽聴いてたら違いわかりません。

この3種類のイコライザーを、左のセンサーダブルタップで切り替えることができます。この手軽に切り替えられるのが滅茶苦茶いいです。

SONYのWF-1000XM3とかは、イコライザーはついてるけど切り替えるにはアプリ立ち上げなきゃいけないので、結局イコライザーついてるのにそんなに使っていません。その点ATH-SPORT5TWは、ダブルタップでイコライザーを簡単に切り替えられるので、イコライザーによる音の変化の楽しみを享受しやすいです。たのしい。

それからイコライザーは前回の設定を電源を切っても継承してくれます。前回使ったイコライザーの設定のまま次の接続時も聴くことができて快適。こういう細かいところも気が利いています。

切り替えるときに音声ガイダンスがいちいち入るのがウザいですが、音楽が途切れずにイコライザーが変わるのもいいですね。

ちなみに音声ガイダンスは、いまのところはOFFにはできないっぽいです。いまのところはというか、こいつはアプリ非対応でファームウェアの更新ができるかわからないので、もう仕様変更はないのかな。オーテクの音声ガイダンスはなんでか知らないけどみんな音が悪いので好きじゃないです。OFFにできるようにしてくれー

防水

IP55/57相当の防塵・防水性能が備わっています。なんでスラッシュついてるの??

IPX7あるなら5は表示しなくて良くない?

と思って問い合わせたら、IPX6以下とIPX7以上は試験方法が異なるんだと。

6までは噴流に対する耐性、7は浸水に対する耐性。

つまり、IPX5相当の噴流耐性と、IPX7相当の浸水耐性を持っているということです。

浸水耐性持ってるなら噴流耐性も持ってるんじゃないの?)という疑問は置いておいて、そういうことらしいです。

あらゆる方向からの噴流水と一時的な水没には耐えられるようなので、防水性能としては申し分ないですね。ただ防湿性能はないので、風呂で長いこと使ったら最悪壊れるかも。

防塵はあるに越したことはないけど...。

音質

音質は普通に良いです。スポーツ用ということですが、音楽を楽しめるレベルの音質を持っています。

チューニングは超シャリシャリ。私は女性声優の歌うアニソンをよく聴くのですが、音量を上げるとキンキンしてうるさいです。特に「さ」行のsの音がうるさい。

シャリシャリなので、音の解像感はよく感じられます。また前述の通りイコライザーをベースブーストにすれば、典型的なドンシャリサウンドにすることもできます。

ということでアニソンには明らかに向いていません。ロックやジャズには向いているかもしれませんが、何分あまり聴かないのでわかりません。

ATH-SPORT5TWのまとめ

イコライザーを手軽に切り替えられるのがたのしい

一粒で2度おいしいとはまさにこのことです。私は1曲を飽きるまでリピートして聴いていることが多いので途中で味変できるのは最高。おいしい白ごはんもいいけど、3杯目あたりからはふりかけが欲しくなるよね?

私はオーテクのワイヤレスってまだちょっと不完全だなー。というイメージだったのですが、これはとても完成度が高くまとまっていると思いました。もうオーテクもワイヤレスで充分に実力を発揮できるようになってきた感じがします。

多分Amazonがいちばんやすい

これはオーテクの自信作だと思います。

棚田やん

Beats Flexを使ってみたから簡単にレビューする

こんにちは。
世間はアイピョン12で盛り上がっていますが、そんな中ひっそりと、同時にAppleから発表された新商品があります。
それが10月20日発売のBeats Flexです。私のもとには20日の朝に着弾しました。はや!!!弾道ミサイルか?せっかくなのでレビューしてみようというわけです。

Beats Flexとは

BeatsはAppleが手掛けているのか何なのかは知らないけど、とにかくAppleがつくっているヘッドフォンシリーズです。というのは嘘で実はAppleアメリカのオーディオブランドBeatsを買収したらしいですね。

で、Beats Flexは前モデルのBeatsXを置き換える形で発表されました。だから先日のAmazonプライムデーでBeatsXが半額で投げ売りされていたんですね。
私ははじめ「BeatsXが半額!!?!ヤバすぎる!!買うしかねぇ!!」と思って完全に買う気でいたのですが、昼休みに何気なくBeatsのサイトを覗いてみたところ、Beats Flexなる新商品があるではありませんか。しかも本日発表、価格は5000円台とBeatsXのほぼ半額。これにはびっくりドンキー、そりゃ買うならこっちだわな。

BeatsXは聴いたことがないので音の比較はできませんが、恐らく大差ないのでしょう。それに装着検出とマグネットセンサーがついて、USB-C充電になって、駆動時間が4時間アップして、お値段は半額になりました。こりゃもう買いだわね。実質無料みたいなもんです。

Beats Flex開封するぞ

伝わるかはわかりませんが想像以上にコンパクトな外装でした。開けてまずいちビックリ。

かわいい。

外箱の画像

かわいい外箱

外箱は結構安っぽい(?)紙パッケージで高級感はありません。あのなんというか、TSUTAYAでレジから3歩行ったところに吊るしてありそうな感じ。この価格帯に外箱の立派さ求めるのもおかしいけど、Ankerなんて5,000円のワイヤレスからかなりしっかりした外箱に入れてくるので、比較するとどうしても。

箱を開けてすぐの画像

箱を開けてすぐ

中身はイヤホン本体と説明書類とコードがまとまったスリーブのみでコンパクト。スリーブはかなり考えられた形をしていて、無駄がなくきれいなデザイン(スリーブ褒めてどうする)

ケーブルとイヤーピースたち

ケーブルとイヤーピースたち

イヤーチップとケーブル、説明書がまとまっています。裏にはクイックスタートガイドみたいなご案内が書いてあります。

こいつAndroidに接続するにはアプリ入れなきゃいけないっぽい。ちょっとめんどくさいな。

(追記:Pixel 4aはアプリ入れなくてもペアリングできました→アプリを入れないとリモコンが使えない?

Bluetoothについてはclass1としか書かれていないのでバージョンがわかりません。AppleってなんでBluetoothのバージョン公開してくれないんだろう。

class1なので100mくらいは通信可能です。

ちなみに防水ではないので雨の日は使えません。ワイヤーが邪魔なのでスポーツも無理かな。

Beats Flexを使ってみるぞ

スリーブに入っていたワイヤーのクセが結構強くて最初はワイヤー硬めです。

慣れてくると柔らかくなってきます。

電源ON/OFFはR側のボタンで行います。長押しすると電源ON/OFFで、電源OFF時はLEDが一度明るくなって、スーッと消えていく感じ。ちょっとわかりづらいです。

結構長めに(説明書では1秒間)長押ししないと電源ON/OFFできない印象。

Apple W1チップを搭載しており、iOS端末とのペアリングは非常にスムーズ。

Airpodsのようにポップアップが出てきます。

ソフトウェアアップデートしてほしいらしい

どうやらiOS13では本領発揮できないみたいです。よくわからないのでiOS14にアップデートしてきました。

接続成功

ポップアップがちゃんと表示されました。ちなみにこのポップアップ、スリープから戻すたびに毎回表示されて鬱陶しいです。

追記:Bluetoothの登録を解除してもう一度ペアリングしなおしたら、改善されました

音量調節のアイコンが特別仕様になっています。

音量バーのアイコンが特別仕様

いいじゃん。

装着感は抜群。とても収まりがいいという感じ。長い時間付けても疲れないと思います。

音質は普通です。そんなにめちゃくちゃいいということはないです。悪いことはなく、普通にいい音だと思います。チューニングはAirPodsに近い標準的なチューニングになっていて、どんな音楽でも自然に聞こえるような気がします。際立って何かが特徴的ということはありませんが、全体的にとてもよくまとまっていて優等生タイプといえるでしょう。

それから私が一番気になっていたのがこれ。

どこでも一緒に

装着検出?

装着検出だと思っていたのですが、どうやら装着検出ではないようです。普通にイヤホンをマグネットでパチッとくっつけると再生停止、外すと再生開始ということっぽい。

この機能どうなんだろう。私は首掛けイヤホンが初めてなのでよくわかりませんが、この機能って普通なんでしょうか?首掛けイヤホンってこれ標準搭載してないと不便じゃないかな?と。

左右のイヤーパッドに内蔵されたマグネットをくっつけるとBluetoothが切断されて再生停止、離すと再度Bluetoothに接続して再生が開始されます。(この機能はオフにできる)

これもAirPods譲り。いちいちBluetooth切断されるやつね。しかし流石のW1チップ、再接続にかかる時間は恐ろしく短いのでストレスは全く感じませんAirPodsみたいに毎度毎度「ブォン」って音が鳴ることもありません。

改善してほしいところとすれば自動で電源オフにはならないので、電源オフり忘れたままずっと電源つけっ放しで首にかけてしまうことが発生するところ。15分再接続なしで自動電源オフとか、今後のアップデートで追加されたらいいと思います。

オーディオ共有もできます。

接続安定性も最強です。iPhoneで使っているということもあると思いますが、非常に安定しています。池袋で使ってみましたが、一度も音飛びは発生しませんでした。ちなみにWF-1000XM3は、人混みで使うとまともに音楽聴けないレベルで音が飛びます。接続安定性は地味に重要ポイントです。

hitoban.hatenablog.jp

電池の持ちは12時間ということになっていますが、私の体感ではそんなに持たないなというのが正直なところです。前述のように、電源を切り忘れてしまうので気付いたら電池が減っています。毎日往復3時間使っていますが、3日ギリギリ持つか持たないかくらい。まぁ標準的な感じ?ちなみに電池が減ると、電源ボタンが赤く点灯します。

完全ワイヤレスは使用しないときは必ずケースに入れるし、ケースがかなりタフなバッテリーを持っているのでバッテリー周りの快適性は完全ワイヤレスに分があると思います。

あと名前が変更できます。

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耳から黒きしめん

コードはきしめんみたいにフラットなので断線もしにくそう。

Beats Flexのまとめ

これで5,940円は安い

Apple端末を使っている、そろそろワイヤレスにしてみたい、でもAirPodsファミリーは高くて手出せない、という方はマストバイだと思います。

非常に高い品質とお手頃プライスでまとまったお買い得イヤホン。

完全ワイヤレス大好きマンの私ですが、BeatsFlexは買ってよかったです。首にかけるだけでイヤホンを持ち歩いていることになるので非常にお手軽。ポケットやカバンにイヤホンを入れる必要がないのでより手ぶら行動が楽しくなりました。

あとビーツはなんでロゴがbなのに商品名は大文字Bから始まってBeatsなのかな??そこはbeatsでしょ。みたいな。

WF-XB700着弾!ATH-CKS5TWと比較してみた

(比較がすぐに見たい読者の方は、目次からジャンプしてください。以下イントロとWF-XB700のレビューが続きます。)

WF-XB700が届いたよ

ついに我が城にWF-XB700が着弾しました。

www.sony.jp

買おう買おうと思っていたところ、ダークホースATH-ANC300TWの発売を知ってしまい、悩みに悩んで三日三晩夜も眠れない状態が続いていました。すみません、それは嘘ですが、眠れない日があったのは本当です。

もうこれは音で格付けするしかない!と思い、試し聴きしに池袋の電気店ハシゴを敢行しました。

ヤマダでショーケースを見ていたら営業の方に声を掛けられたので、2機種試聴させてもらいました。流石ヤマダ電機、キャッチの速度は音速です。そしてしつこい

まずWF-XB700をお願いしました。耳に入れた瞬間、購入を確定しました。

なにこれ!!!え!!!外音ほぼ聞こえないんだけど!!!!!これ普通にパッシブノイキャン名乗っていいレベルなんだけど!!!!

これこれ!!!このフィット感がWF-1000XM3に欲しかったのよ!!!てか上位機種より下位機種のほうがしっかりしてるってどういうことなのさ、エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャーか何か知らんけどやな!!!

ということで装着した時点でもう試聴なんてしなくてもよかったのですが、音を出してみるとまたこれが。

粒の細かいクリアな音に、重低音ドーーーンで二目惚れしました。男の子ウケしか考えてねぇなコイツは、とすら思いました。流石SONY

次に、もう買う気はほぼ消え失せてしまったATH-ANC300TWも一応試しました。本体は艶消し感があってかっこいいですが、思っていた装着感ではありませんでした。艶消しなのですべりやすそうな感じ。ノイキャンはSONYのほど強くなくやさしいノイキャンで、悪く言えば弱いです。

音は結構シャリっとしたWF-XB700とは指向の違う音で、オーテクらしいような感じがしました。ピアノの音とか、吹奏楽とかに向いてそうな感じ。低音はやや控えめ?

あとはケースが軟弱そうな気がしました。ハードな使い方したら上蓋がもげちゃいそう。まぁこれはハードユース向けの展開ではないので、そういう使い方する人はそもそもこれ買わないと思うけど。

WF-XB700の衝撃もあり、あまりビビッとくるものではなかったのでこれはお見送りとなりました。オーテクの次回作も楽しみです。そろそろWF-1000XM3の後継機も出そうなので、それも楽しみ。

WF-XB700の感想

単体での感想を先に。

外箱の画像

外箱

ジャーン!

最近メルカリで中古ばっか漁っていたので、久しぶりの新品ガジェット購入に興奮しました。しっこでちゃった。

まずケース。

ケース(蓋閉じ)

ケース(蓋開け)

ケース

蓋の閉まる感じめちゃくちゃ好き。そして小さい。軽い。シンプル。ゴツくて重くて意味不明な形をしている、SONYの上位機種にコイツの爪の垢を煎じて飲ませたいです。

ゴツくて重くて意味不明な形をしているSONYの上位機種の話はこちら。

ケースを横から見た画像

使ってよ!と訴えかけてくる

この「ぼくをつかってね!いつでもつかっていいよ!」って訴えかけてくるような角度になってるの良いじゃないですか。わかりますこの感じ?それでいて携帯する時も違和感ないスポーティーで丸みを帯びた形になってるのもよろしい。

上蓋が半透明なのも、スポーツ系を意識しているのか知らないけど悪くないです。しかし半透明なことにより、充電ランプ点灯が見えてしまうのはちょっとダサいね。これは特にブルーで顕著ですが、ブラックはあまり見えないので許容範囲かもしれません。この点灯が見えるのが嫌でブラックにしました。

ケース充電中は赤ランプ点灯が夏の大三角形になります。うーんなんだろうこの絶妙なダサさ。ちょっとおっちょこちょいなほうが可愛いとかいうアレでしょうか。うん、違います。そしてこいつもご多分に漏れず赤青ランプ点灯です。白でいいだろって言ってんだけど。

ケース蓋の画像

蓋は硬め

この蓋、多くのケースのように慣性で閉まりません。最後まで見守って(手を添えて)あげないといけないし、片手じゃ開けにくいので必然的に両手で開けることになります。せっかく小さいのにここは残念ポイント。多分イヤホン本体にお金をかけた分、ケースはチープに作ったんだと思われます。

それとこのケース、ツルツルなので手から滑ります。一回滑ってケースごとアスファルトに落としそうになりました。こわいこわい。ケースのサイズやデザイン的には良くなったけど、ちょっとずつ残念な点があるのがむしろ可愛らしいです?

次に本体。

本体画像1

本体画像2

本体

ケースが見るからにチープなので、本体にはちからモリモリ入れてる感じがします。

フィット感は結構ガッツリで、しっかりホールドするのでちょっとやそっとじゃ外れなさそうな安定感があります。

そしてこいつも「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」を採用しています。一体1000XM3のそれとどこが同じなのか問い詰めたくなりますが、これだけ安定感のある着け心地なら、意味のわからない横文字を名乗っても文句はありません。

キュッと閉まる感じの装着感なので、もしかしたら長時間装着で耳が痛くなるかもしれないと思いました。※追記:MAXひねって1時間付けたら耳痛くなりました。

音は上にも書いたように粒の細かいクリアな音に、ズンズンと重低音が効いていい感じ。

青と赤に光る

青赤LED発光。はぁ…。発光部が明瞭なので1000XM3よりはマシです。

本題:ATH-CKS5TWと比較してみた

 

  audio-technica ATH-CKS5TW SONY WF-XB700  
価格 ¥14,317~ ¥13,800~
重量 8g 8g
充電時間 2h/3.5h 2.5h/3h
使用可能時間 15h/45h 9h/18h
防水防滴 IPX2 IPX4
対応コーデック SBC,AAC,AptX SBC,AAC
装着感
音質
中高音域
重低音域
ズドドン

ドドドン

簡単に表にしてみました。

価格は価格.comの最安値同士を比較しました(2020.6.26時点)。この価格帯の500円なのでほぼ差はないと言っていいのではないでしょうか。

重量は両者ともにゴツい形をしていますが8gと、結構軽めです。

バッテリー周りはATH-CKS5TWの数字が魅力的です。15時間もすることありませんが。

防水防滴はATH-CKS5TWがIPX2、WF-XB700がIPX4。スポーツ用途に使うならWF-XB700になりますね。防水性能のないモデルのほうが多いので、防滴あるだけでも安心です。普段使いする分には両方問題ありません。

対応コーデックはATH-CKS5TWがAptXに対応しているのが高ポイントです。ただアイフォヌスで音楽聴く分にはAptX使えないのでどうでもいいっちゃどうでもいいですね。わざわざAptXにするためにプレーヤー用意しようとも思わないし。

装着感は圧倒的にWF-XB700が良いと思います。耳との接触面積が広く、ひねると固くホールドして、かなり外音を遮音します。ただ固いので1時間もしてると耳が痛くなってきます2時間は耳痛くてつけていられません。これが700の唯一困ったところです。個人差はありますが、長時間つけても耳が痛くならないようなら700一択だと思います。

ATH-CKS5TWはリング部分のスピンありなしが選べるので、スピンありで耳が痛くなるようならスピンなしのリングに取り換えできます。スピンなしなら耳が痛くなりませんが、イヤーチップのみで支える感じになるのでホールド力は落ちます。WF-XB700はイヤーチップ以外は変えられないので、本体が耳に合わなかったら泣き寝入りです。

音の面ではWF-XB700に軍配が上がります。EXTRA Bassと謳いながら、高音や中音域までくっきりと聴こえる印象を持ちました。もちろん低音も存在感があって、全体的にバランスがとれています。箱の裏にも書いてあるように、ボーカルの音も透明感があって非常に明瞭です。

ATH-CKS5TWはWF-XB700と比べるとかなりこもったような音に聴こえます。ただ重低音に関しては、CKS5TWのほうがワイルドでした。XB700がドドドン!のところが、ズドドン!になるというか。バスドラムの存在感はこっちのほうが強いです。高中音域が控えめなのもあってか、重低音がいい具合にしゃしゃり出てきて、これはこれでアリだと思います。

音の好みがあるので何とも言えませんが、個人的には基本WF-XB700がオススメです。耳の形に合うならもっとオススメ。私は耳の形に全然合わなかったので早々手放したくなっていますが、それを躊躇わせるほど音の完成度が素晴らしいです。音だけで持っておきたいと思えるワイヤレスイヤホンです。

おわりに

これは2020下半期のニュースタンダードでしょうか?本格SONYのワイヤレスサウンドが15000円から楽しめてしまうのは革命です。ぜひ購入してくださいステマじゃありません)。

買う前には実際に装着してみないと、2つの意味で痛い目を見ることになるので、注意してください。音はいいけど、痛いです。けどマジでそこだけなので!ほんとに!コイツが耳に合うという方は、天からの思し召しだと思って、ぜひ購入してください(2回目)。