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Beats Flexを使ってみたから簡単にレビューする

こんにちは。
世間はアイピョン12で盛り上がっていますが、そんな中ひっそりと、同時にAppleから発表された新商品があります。
それが10月20日発売のBeats Flexです。私のもとには20日の朝に着弾しました。はや!!!弾道ミサイルか?せっかくなのでレビューしてみようというわけです。

Beats Flexとは

BeatsはAppleが手掛けているのか何なのかは知らないけど、とにかくAppleがつくっているヘッドフォンシリーズです。というのは嘘で実はAppleアメリカのオーディオブランドBeatsを買収したらしいですね。

で、Beats Flexは前モデルのBeatsXを置き換える形で発表されました。だから先日のAmazonプライムデーでBeatsXが半額で投げ売りされていたんですね。
私ははじめ「BeatsXが半額!!?!ヤバすぎる!!買うしかねぇ!!」と思って完全に買う気でいたのですが、昼休みに何気なくBeatsのサイトを覗いてみたところ、Beats Flexなる新商品があるではありませんか。しかも本日発表、価格は5000円台とBeatsXのほぼ半額。これにはびっくりドンキー、そりゃ買うならこっちだわな。

BeatsXは聴いたことがないので音の比較はできませんが、恐らく大差ないのでしょう。それに装着検出とマグネットセンサーがついて、USB-C充電になって、駆動時間が4時間アップして、お値段は半額になりました。こりゃもう買いだわね。実質無料みたいなもんです。

Beats Flex開封するぞ

伝わるかはわかりませんが想像以上にコンパクトな外装でした。開けてまずいちビックリ。

かわいい。

外箱の画像

かわいい外箱

外箱は結構安っぽい(?)紙パッケージで高級感はありません。あのなんというか、TSUTAYAでレジから3歩行ったところに吊るしてありそうな感じ。この価格帯に外箱の立派さ求めるのもおかしいけど、Ankerなんて5,000円のワイヤレスからかなりしっかりした外箱に入れてくるので、比較するとどうしても。

箱を開けてすぐの画像

箱を開けてすぐ

中身はイヤホン本体と説明書類とコードがまとまったスリーブのみでコンパクト。スリーブはかなり考えられた形をしていて、無駄がなくきれいなデザイン(スリーブ褒めてどうする)

ケーブルとイヤーピースたち

ケーブルとイヤーピースたち

イヤーチップとケーブル、説明書がまとまっています。裏にはクイックスタートガイドみたいなご案内が書いてあります。

こいつAndroidに接続するにはアプリ入れなきゃいけないっぽい。ちょっとめんどくさいな。

(追記:Pixel 4aはアプリ入れなくてもペアリングできました→アプリを入れないとリモコンが使えない?

Bluetoothについてはclass1としか書かれていないのでバージョンがわかりません。AppleってなんでBluetoothのバージョン公開してくれないんだろう。

class1なので100mくらいは通信可能です。

ちなみに防水ではないので雨の日は使えません。ワイヤーが邪魔なのでスポーツも無理かな。

Beats Flexを使ってみるぞ

スリーブに入っていたワイヤーのクセが結構強くて最初はワイヤー硬めです。

慣れてくると柔らかくなってきます。

電源ON/OFFはR側のボタンで行います。長押しすると電源ON/OFFで、電源OFF時はLEDが一度明るくなって、スーッと消えていく感じ。ちょっとわかりづらいです。

結構長めに(説明書では1秒間)長押ししないと電源ON/OFFできない印象。

Apple W1チップを搭載しており、iOS端末とのペアリングは非常にスムーズ。

Airpodsのようにポップアップが出てきます。

ソフトウェアアップデートしてほしいらしい

どうやらiOS13では本領発揮できないみたいです。よくわからないのでiOS14にアップデートしてきました。

接続成功

ポップアップがちゃんと表示されました。ちなみにこのポップアップ、スリープから戻すたびに毎回表示されて鬱陶しいです。

追記:Bluetoothの登録を解除してもう一度ペアリングしなおしたら、改善されました

音量調節のアイコンが特別仕様になっています。

音量バーのアイコンが特別仕様

いいじゃん。

装着感は抜群。とても収まりがいいという感じ。長い時間付けても疲れないと思います。

音質は普通です。そんなにめちゃくちゃいいということはないです。悪いことはなく、普通にいい音だと思います。チューニングはAirPodsに近い標準的なチューニングになっていて、どんな音楽でも自然に聞こえるような気がします。際立って何かが特徴的ということはありませんが、全体的にとてもよくまとまっていて優等生タイプといえるでしょう。

それから私が一番気になっていたのがこれ。

どこでも一緒に

装着検出?

装着検出だと思っていたのですが、どうやら装着検出ではないようです。普通にイヤホンをマグネットでパチッとくっつけると再生停止、外すと再生開始ということっぽい。

この機能どうなんだろう。私は首掛けイヤホンが初めてなのでよくわかりませんが、この機能って普通なんでしょうか?首掛けイヤホンってこれ標準搭載してないと不便じゃないかな?と。

左右のイヤーパッドに内蔵されたマグネットをくっつけるとBluetoothが切断されて再生停止、離すと再度Bluetoothに接続して再生が開始されます。(この機能はオフにできる)

これもAirPods譲り。いちいちBluetooth切断されるやつね。しかし流石のW1チップ、再接続にかかる時間は恐ろしく短いのでストレスは全く感じませんAirPodsみたいに毎度毎度「ブォン」って音が鳴ることもありません。

改善してほしいところとすれば自動で電源オフにはならないので、電源オフり忘れたままずっと電源つけっ放しで首にかけてしまうことが発生するところ。15分再接続なしで自動電源オフとか、今後のアップデートで追加されたらいいと思います。

オーディオ共有もできます。

接続安定性も最強です。iPhoneで使っているということもあると思いますが、非常に安定しています。池袋で使ってみましたが、一度も音飛びは発生しませんでした。ちなみにWF-1000XM3は、人混みで使うとまともに音楽聴けないレベルで音が飛びます。接続安定性は地味に重要ポイントです。

hitoban.hatenablog.jp

電池の持ちは12時間ということになっていますが、私の体感ではそんなに持たないなというのが正直なところです。前述のように、電源を切り忘れてしまうので気付いたら電池が減っています。毎日往復3時間使っていますが、3日ギリギリ持つか持たないかくらい。まぁ標準的な感じ?ちなみに電池が減ると、電源ボタンが赤く点灯します。

完全ワイヤレスは使用しないときは必ずケースに入れるし、ケースがかなりタフなバッテリーを持っているのでバッテリー周りの快適性は完全ワイヤレスに分があると思います。

あと名前が変更できます。

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耳から黒きしめん

コードはきしめんみたいにフラットなので断線もしにくそう。

Beats Flexのまとめ

これで5,940円は安い

Apple端末を使っている、そろそろワイヤレスにしてみたい、でもAirPodsファミリーは高くて手出せない、という方はマストバイだと思います。

非常に高い品質とお手頃プライスでまとまったお買い得イヤホン。

完全ワイヤレス大好きマンの私ですが、BeatsFlexは買ってよかったです。首にかけるだけでイヤホンを持ち歩いていることになるので非常にお手軽。ポケットやカバンにイヤホンを入れる必要がないのでより手ぶら行動が楽しくなりました。

あとビーツはなんでロゴがbなのに商品名は大文字Bから始まってBeatsなのかな??そこはbeatsでしょ。みたいな。