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WF-1000XM3(SONY)のココが残念

 

WF-1000XM3の残念な点

接続が不安定

彼を購入する人間は、同価格帯にある林檎製プロ用耳うどんと比較して、

「こっちのほうが高音質だから!」

という自称音質派です。

なので、接続優先モードと音質優先モードがあったら、なるべく接続優先モードにはしたくありません。なんか負けた気がするじゃないですか

で、普段は音質優先モードにするわけですが、これが結構途切れます人混みを歩いている時とか、音楽聴取に支障が出るレベルで途切れます。障害が何もない時にも、途切れることがあります。

でも意地でも接続優先モードにしたくないので、我慢します。

我慢の限界がきて、イヤホンをケースに一旦収納して、また出します。

あ、直った。よかった。

いや良くねええええええええ!!!!!!!もっと左右のイヤホンとスマホは仲良く協調し、三位一体となって馬車馬のように働き俺の耳に良質な音を途切れることなく提供してくれえええええ!!!!!!!!!

それからペアリングが遅いです。私はあまり気になりませんが、気になる人は気になるようです。

形が耳に合わない

エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー採用?横文字にすればなんとなく最新技術感出るだろという思惑が見え見えです。

https://www.sony.jp/msc/owner/recommend/hp19_wf1000xm3/thankyoulp/images/lp_01.jpg

SONYは三点でがっちりホールドしますなんて謳っているがこりゃ嘘です。

彼がなんとか耳から落ちないのは完全にイヤーピースのおかげ。

この子はかなりグラついてバランス悪め。走ったりなんかしたら普通に落ちます。

耳と接触しているのがイヤーピースと少しだけなので安定しません。

怒らないから言ってみて。SONYさん、どこでホールドしているの?ねぇ。

付属のイヤーピースが微妙

この子はイヤーピースのお陰で耳から落ちないというのにそのイヤーピースも、純正のものはなんだか微妙です。

2種類のイヤーピースが付属します。

ハイブリッドイヤーピース

トリプルコンフォートイヤーピース

付属のイヤーピースたち

半透明な方が「ハイブリッドイヤーピース」、豆腐みたいなほうが「トリプルコンフォートイヤーピース」。

名前からしSONY渾身の作品感がひしひしと伝わってきます。

しかしハイブリッドのほうはグニョングニョンでなんか嫌い

トリコンのほうはウレタンみたいな感じで耳触りはよいですが、こいつは耳の5合目くらいまでしか入ってくれないのであまり安定しません。要するにグッと押し込んでも奥まで入ってくれないのです。

奥まで入ってくれないので、外音ブロックに物足りません。せっかくのノイキャンも、外音が余計に入ってこられては真価を発揮できません。

ハイブリッドのほうは、なんか嫌いなのであまり使っていませんが、こいつも外音そんなにブロックしないので、イヤホン本体とあまり噛み合っていません。この子ノイキャンが売りなんですよ?イヤーピースもっと頑張らなかったら、技術チームの努力だってオジャンですよ!しっかりして!

Spinfitのイヤーピース

Spinfitのやつ

私はSpinfitのイヤーピースを別で購入してつけました。イヤーピースだけで音変わるとか言うけどあれは半分マジ。奥まで入って外音通しにくくなるので彼のノイキャンも笑顔で仕事しています。おーい、SONY

光り方が中華

はじめてこの子を使ったときに一番に思ったのがコレ。

(あ、こいつ、こんなにビカビカ光るんだ。)

(なんか中華の安いやつみたいな光り方だな・・・。)

接続待機中は青、充電中は赤に、結構派手に光ります。

この綺麗なブルー発光をご覧あれ。

 

写真なぜか消えました

 

完 全 に 中 華 ガ ジ ェ ッ ト

てか色付きLEDにする必要あった????白単色発光で十分じゃ?????

青と赤に発光(点滅)するのがまさしく中華。なんで青と赤にした?これマレーシア製なんだけど(そういう問題じゃない)

どうせなら緑とオレンジとかにしてくれれば(そういう問題でもない)

とにかく彼は、Over2萬円のくせに光り方が安っぽいのです。

本体の色味も、マットブラックにシャンパンゴールドなんてお上品なのに、発光が赤と青なのはなんでなの~~~~~!!!!!

U1萬円のイヤホンのほうがもっと上品に光るよ!!!

あと彼は、「ヘッドホンを外したら音楽を一時停止」(いわゆる装着検出)をオフにすると、再生中でも青色点滅します。

 

写真なぜか消えました

 

ねええええええ!!!!!!中華?????パチモンAirPodsじゃないんだから!!!!!!

装着検出は便利という人もいる一方で、2,3秒で済む用事(耳痒くなった)とかで片方外した時に、一々音楽止まるの嫌という人も実は多いのではないでしょうか?

私は後者です。装着検出オフにしたいのに、オフにしたら再生中も青く点滅するのでしたくありません。3萬円近く払ってるのになんで中華イヤホンなんかに寄せなくちゃなんないんだ!!!光るなワレェ!光るならもっとお上品に光りなさい!SONYのバカーー!!!

ケース

ケースデカいし何と言っても形が変です。

この形なに?どう置いてほしいの?

 

こう置いたらSONYのロゴが反対になっちゃうし

 

こう置いたらヒンジと端子見えちゃうし

こう置いたらロゴが底になっちゃうし

どう置いてほしいの!!!!!ねぇ!!!!SONYはどう置いてほしい!?!!??あなたの意見をきかせて頂戴!!!!!!

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ケツの穴みたい

あとなんでここに端子つけた????ケツの穴みたいじゃん!!わざわざ切り欠きまで入れてここにつけたかった理由を教えてくれ!!!端にゴミ溜まるし、抜き差しもしづらい!!!

まぁとにかくケースの形が変です。

WF-1000XM3のいいところ

さて、散々disってしまったので、彼のいい点もちょっと紹介しておきましょう。

高音質

流石SONY。ほかのイヤホンで聞こえない音が聞こえます。

音の解像度が高く、再現性が高いです。他のあらゆるイヤホンの音と一線を画する音が聞こえます。バランスが良くて、苦手な音がない感じがします。

ノイキャン

これはすごい。音楽流してると、掃除機の音も聞こえなくなります。ファームウェアがアップデートされているので、性能は日々良くなっているはずです。2つのマイクで集音してノイズキャンセリングしているので、その性能は非常に優秀。

イコライザー

アプリからいじって好みの音にできます。

イコライザーをイヤホンの操作だけで切り替えるようなことはできないため、イコライザーを切り替えたいときは一々アプリを開かなければならず、そこはちょっと面倒ですが。

まぁデザインはともかく音に関してはピカイチです。

SONYの最近の気になるワイヤレスたち

SONYさん、精力的にワイヤレスの新商品を発表していて、にわかワイヤレスイヤホンオタクの私としては嬉しいやら憎たらしいやら。新商品が出るたびにお財布と小一時間の審議会が催されます。

WF-H800

https://www.sony.jp/products/picture/y_WF-H800_008.jpg

www.sony.jp

WF-1000XM3をひとまわり小ぶりにしてノイキャン抜いてカラバリ増やした感じ。ノイキャンないので価格もXM3と比べると抑えめです。

どうやらコイツも青と赤に光るらしいのですが、奴よりは控えめそうなので良かったです。いや良くありません。白の単色発光にしてください。

まぁノイキャンって苦手な人もいるし、全集中して音楽聴くわけでもないなら音楽流してるだけで外音なんてほぼ聞こえないし、高音質を日常使いしたいならこっちのモデルの方がよさそうかな。ノイキャン、風切り音入るので屋外ではOFFにするんだよね。外に持ち出すイヤホンはノイキャンないほうが便利だと思う。

DSEE HX対応しているので音質はXM3と遜色ないと思います。こっちは独自チューニングしてあって、XM3とは違うチューニングになってるとか、なってないとか…。

あとは操作系が物理ボタンになっています。これは地味にありがたい。上位機種はタッチセンサーが多いですが、タッチセンサーは手袋をしていると反応しないので厄介です。特に冬場、イヤホン操作するためにいちいち手袋外さなきゃいけないので、物理ボタンのほうが好きです。

あとケースがちっちゃくなってるんだけどこの形はやめてほしいです。

WF-XB700

www.sony.jp

SONYワイヤレスのエントリーモデル。これを待っていました。SONYさん、やるじゃん!

https://www.sony.jp/products/picture/WF-XB700_01_04688.jpg

まずケース、どう置いたらいいか一目でわかる!最高!大好き!

これだよこれ、これなのよ、なんでこれが今までできなかったの、SONYさん!

https://www.sony.jp/products/picture/y_WF-XB700_005.jpg

EXTRA BASSは信頼と実績のSONYさん、低音ズンズン響いていい感じ!

物理ボタン!まぁこの価格でタッチセンサーなんて無理よね!いいのいいの、物理ボタンでいいのよ!むしろタッチセンサーやめてほしいくらいだからね!

おまけにIPX4防滴!ないよりあったほうがいい、当然よ!いいね!

バッテリー持ちはもうちょっと頑張れたんじゃないか感あるけど、これで1萬5千円

安い(金銭感覚崩壊)

 

コイツが青と赤に光らなければ完璧です。

おわりに

WF-1000XM3の悪い点について紹介しました。SONYはカタログスペックはいいけれど、実際に使ってみるとあれこれと問題がでてくるというのはよく聞く話ですが、これに関しても全くその通りだと思います。彼はカタログスペックは最高なんです。高音質、アクティブノイキャン、DSEEHX、イコライザー、タッチセンサー、USBC給電。なのにケースが全部ダメにしています。これはケースが悪い。全部ケースのせい。あと光るのもよくない。

ただすごくいい音を出すし色味はイキリシャレオツでいい感じなので、持ってる人は愛でてほしいイヤホンです。悪いところの1つや2つないと可愛げがありません。

うどんproとの比較ですが個人的にはiPhoneユーザーならうどんpro一択だと思います。接続も早いし、接続安定性も断然優れています。あとうどんは光らないし、ケースもコンパクト。ノイキャンや音質は意見が分かれるところですが、そもそも音質とかノイキャンの違いとか、ここまで値段してくると素人にわかるレベルではありません。好みの世界なので、聞き比べてビビッと来た方を買ったら良いと思います。

www.sony.jp

フラッグシップ機なだけあってかなり凝ったページが作られています。

WF-1000XM4が、これらの迷ポイントを潰した最高の「名」機になることを祈っています。

(イヤホン界隈、品番で呼び合うのわかりづらいし面倒臭いので、Ankerみたいに各商品に対して商品名つけてほしい)