ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

Twitterに載っけられない長文置き場

3月#4 モードチェンジの音楽がダサすぎるDMV

 

快活CLUB徳島大前店はタオル使い放題だった。タオル使い放題の店は少なくなっているが、これは非常にありがたい。てか快活が目の前にあるなんて徳島大生がうらやましい。

 

5時半の汽車で阿波海南に向かう。例のように道中は眠くて爆睡してしまった。

 

阿波海南は思ったより何もないわけではないようす。駅前にローソンもセイムスもある。
ただ、何もない。

ここから室戸岬を目指してさらに南下する。

写真左に止まっているのが阿佐海岸鉄道DMV(Dual Mode Vircle)。DMVとは、鉄道モードとバスモードを切り替えて走る車両のことで、水陸両用ならぬ「鉄陸両用」みたいな車両のことだ。つまり線路も道路も走れるすごいやつ。

 

焦っていて車内からの撮影になってしまったモードインターチェンジ。ここで鉄道モードとバスモードを切り替える。

どうして焦っていたかというとHPが分かりやすいようで分かりづらかったため。HPでも駅の掲示物でも世界で唯一DMVで運行しているということを推しに推していて、どの便に乗ってどうすれば室戸まで行けるのかが全然わからなかった。乗り継ぎが悪くなるのが怖かったので便は早い方がいいだろうと思い、阿波海南はろくに歩いたり見たりすることなくDMVに乗り込んでしまった。
結局室戸岬に行くために、どこで何時の何に乗り換えればいいのかは現地で都度判明した。こういうのは目的別にモデルルートみたいなものをHPで提案すると分かりやすくなると思う。

 

車内は完全にバス。線路に入る時と道路に入るときはモードチェンジをするのだが、そのモードチェンジ中に流れる音楽が死ぬほどダサくて笑ってしまった。まじめに選曲してあれになったのなら余計におもしろい。「モードチェンジ、スタート。」という自動アナウンスののちに、何かのお祭りの囃子の音楽が流れながら車体が斜めに傾き、最後に「ふぃにっしゅ。」とスーパーひらがな英語でアナウンスが入ってモードチェンジが終了する。DMVをカッコよく訴求したいのか、苦笑のタネとして訴求したいのか、目的がよくわからなかった。

 

DMV自体は独特なジョイント音とか仕組みは面白いけど、無理にこんなことしなくても普通にBRTで良かったのでは?感は否めなかった。阿波海南〜甲浦のわずかな区間を鉄道として走っても、それが鉄道である意義があんまりないような。普通に線路剥がしてBRTの専用軌道にした方が合理的なはず。
DMVは話題性と実験的な側面での導入背景が強い感じがして、やっぱり赤字路線が廃止されてバス転換するのってあるべき流れなんだな、と思ってしまった。ちなみにモードチェンジ中の音楽をもっとイケてる音楽にしたら1割はリピーターが増えると思う。

 

仕事が入ってきたので消化した。どこでも仕事ができるというのはいいことだが、旅先くらいはゆっくり海を眺める時間をとれた方が絶対にいいに決まっている。
こんなところにまで来てパソコンを開かなければいけないのは、仕事の時間管理がしっかりできていないことの証だ。本来仕事をするべきでないところで仕事をしないといけないということは、納期や期限に追われているということなのだから。
よくこういう写真に憧れてノマドワーカーを目指す人がいるが、もうちょっと考えてほしい。爽快感や解放感というより(こんなところで仕事しないといけないのかよ...。)という陰鬱な気持ちになる。旅先で仕事はしないに越したことはないのだ。

 

DMVからバスを2本乗り継いで室戸岬に到着した。室戸岬は「岬感」があんまりない。見るべきところもそんなにないので見学は20分くらいで終了した。
元々深海だったところが隆起してできたようで、柱状節理が至る所にあるのが自然スゲ〜って感じ。石マニアには楽しい場所だと思う。
博物館的なものは室戸岬から7kmくらい離れたところにある。歩いて行けないこともないが、1時間くらいはかかる。じゃあバス、ということになるのだが、バスの本数も少ない。ここは車とかバイクで来るべき場所のようだ。公共交通機関で来る場所じゃないと思う。

 

バスで奈半利に出て、奈半利駅前のとんかつ屋さんで昼ごはんを食べて、土佐くろしお鉄道で後免に向かう。

 

どうしてもCV.早見沙織でしか再生されない歌。

後免から特急南風。大歩危で下車。

 

大歩危は自然スゲ〜って感じ(小並感)

真面目に感想をいうと水の浸食作用スゲ〜って感じ。

大歩危から児島に移動。

 

児島からマリンライナーで高松まで。今日の移動はこれでおしまい。
せっかくなのでグリーン車指定席(先頭車の2階部分)をとった。780円。こういうのをスパッと払うためにいつも色々とケチって旅行しているのだ。
座席がちょっと豪華な仕様になっている。

 

高松はどこに泊まろうか迷った挙句、また快活CLUBにしようとしたが、駅から遠いのと明日の朝がちょっと遅いので東横インのポイント無料分を使うことにした。
最長片道切符のときに12ポイントくらい貯まっていたので、1泊分無料で泊まることができる。
まともな寝台でぐっすりと眠ることができた。

 

今日の夜もうどん。今日は昼のとんかつでそこそこお腹いっぱいだったので、一番安かったかけうどんにした。

うまい