ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

Twitterに載っけられない長文置き場

糠南駅 - 口笛吹きながら次の汽車を待てる草原の中の駅

糠南駅に行ってきた

写真中心でレポートのようなものにした。

f:id:fnwr:20220917205443j:image

早朝の新旭川駅。キハ54に乗って新旭川駅に向かう。


f:id:fnwr:20220917205459j:image

前日に旭川のイオンで調達しておいたパン。安くて量が多いのでこれにした。これを朝飯にする。


f:id:fnwr:20220917205549j:image

北海道らしい景色が広がる。


f:id:fnwr:20220917205629j:image

天塩川と並走する。冬は凍結してどこが川かわからなくなる。


f:id:fnwr:20220917205521j:image

こういう光景は本州ではなかなか見られない。


f:id:fnwr:20220917205437j:image

人は意外と乗っている。見た感じ9割が鉄オタ。


f:id:fnwr:20220917205633j:image

原っぱの中を走る。


f:id:fnwr:20220917205546j:image

牧草ロール。夏の北海道ではよく見る。


f:id:fnwr:20220917205620j:image

原野の中を走っていると糠南は近い。

 

糠南駅到着

f:id:fnwr:20220917205557j:image乗ってきた列車を見送る。

 

f:id:fnwr:20220917210936j:image

うわー。これが噂のヌカナン駅か。やべー。


f:id:fnwr:20220917205539j:image

なんもねぇwwww(なんもないから来たんだけど)

 

f:id:fnwr:20220917211024j:image

駅前は草原。


f:id:fnwr:20220917205447j:image

パノラマで撮るとこんな感じ。


f:id:fnwr:20220917205617j:image

板張りのホーム。


f:id:fnwr:20220917205535j:image

列車は1日6本。朝昼夕に上下1本ずつ。


f:id:fnwr:20220917205603j:image

物置が待合室になっている。


f:id:fnwr:20220917205542j:image

ヨド物置謹製。


f:id:fnwr:20220917205607j:image

中は人ひとり分のスペースしかない。


f:id:fnwr:20220917205553j:image

雪かき用の道具が置いてある。冬はちゃんとホーム上が除雪される。


f:id:fnwr:20220917205638j:image

待合室の椅子はビールケース。全国でもここだけだと思う。


f:id:fnwr:20220917205513j:image

一番近いトイレまで2km。


f:id:fnwr:20220917205510j:image

ホームの先端から駅全体を撮ってみる。


f:id:fnwr:20220917205625j:image

目の前には道が通っているので、秘境駅っぽいけど実は秘境駅ではない。


f:id:fnwr:20220917205440j:image

ただ秘境駅 "らしさ" は日本一だと思う。


f:id:fnwr:20220917205431j:image

とにかく何もない。ただ、大地を風が吹くのみ。


f:id:fnwr:20220917205506j:image

ホームに座って足を伸ばし、草原を見て黄昏ながら時間を過ごす。
ここ日本だよ。


f:id:fnwr:20220917205611j:image

このスケール感やばいわ。なにこれ。


f:id:fnwr:20220917205428j:image

静かに風が吹く。


f:id:fnwr:20220917205600j:image

仮乗降場時代の面影を感じさせる駅。まだ存続しているのが奇跡だ。


f:id:fnwr:20220917205517j:image

実は駅チカにコンビニがある。徒歩30分。


f:id:fnwr:20220917205451j:image

ホームに腰掛け、大地に向かって口笛を吹きながら、次の汽車を待てる駅。

こんなことをできる駅がほかにあるだろうか。とんでもない駅だ。

ちなみに糠南(ヌカ・ナン)とは、アイヌ語で「鳥が巣を置くところ、小さい原野」という意味らしい。

廃止になる前に、何度でもここに戻ってきたい。