進路が決まった皆さま、大変お疲れさまでした。
さて推薦の皆さまは、一般入試生との学力の差に怯えていることでしょう。
実際にその差は歴然として存在します。それを3ヶ月で無理なく、できるだけ、埋めてみようというのがこの記事の趣旨です。
あと何ヶ月かの時間で何をしたらいいのか、まとめました。ガッツリやらなくていいので、少しずつ毎日続けてください。
継続がめちゃくちゃ重要です。
微分と積分(特に積分)
微積はどこの学部でも必ずやると思います。
進路が決まっても毎日机に向かって手を動かしましょう。
理系に進むことを決めたあなたは、もう退学しない限り勉強からは逃れられません。
背伸びせず、高校で使っていた問題集を反復するだけで充分です。
といったって、どうせ億劫で続かないものです。
そこでオススメなのがヨビノリさんの「今週の積分」です。私もオススメされましたのでこちらでもオススメします。
これを毎日やると力がつくのが実感できます。
今更ですが、私はこれを1日A4コピー用紙1枚分やっています。
あとは大学数学で微積と同時進行でやるのが線形代数(行列)ですが、これはそこまで難しくないと思うので予習するほどでもないかな、という感じ。
物理(力学)
高校までの物理は力学、熱力学、波動、電磁気、とか色々やりましたが、
とりあえず大学に入ってどこの学部でも最初にやるのが力学です。
広い範囲に手を出すとパンクしてしまうので、力学だけでいいです。
これも毎日やりましょう。ちょっとずつで良いので。
このやり方に慣れておきましょう。(慣れるとこっちの方が楽です)
そもそも運動方程式は暗唱できますか?そこから始める人もいるのでは。
高校の教科書はわかりづらいし問題も少ないのでやる気になりづらいです。物理の問題集を1冊買って、毎日やりましょう。古本でいいです。
慣れてきたら、大学用の問題集や参考書、ヨビノリ氏の動画を見て勉強してください。
大学用の物理・数学の問題集とか参考書はちょっと大きい書店に行かないと置いてません。紀伊国屋書店とかジュンク堂書店に行って、いろいろと手に取ってみてください。
もう、ヨビノリなしでは生きられない体になってしまいました。
ありがたい時代です。ガンガン活用しましょう。
タイピング
レポートやらなんやかんやで文章を書くことが増えます。
タッチタイピングができるようになっていると、課題の効率が爆上がりします。
パソコンを起動するたびに、1回e-typing[長文]でタイピング練習することを習慣づけるのがおすすめです。
好きな音楽を聴きながら歌詞をディクテーションしてタイピングするのも練習になります。最初はバラードみたいなゆっくりのやつにして、慣れてきたら徐々に速い曲に挑戦してみましょう。
運転免許
免許を取りたいと思っているのならこの期間で取っておくとよいでしょう。
大学に入ってから生協経由で申し込むと多少特典がありますが、この暇な時期に取っておくのと比較したら断然そっちのほうがアドです。
免許のほかにも、時間があるからこそできることをいろいろとやってみてください。
資格の勉強(免許も資格だけど)、英語の勉強もおすすめです。
旅行をするのもいいでしょう。ネットカフェには泊まれないことがあるので注意してください。
大学の予習は必要か?
もちろんやるに越したことはありませんが、それよりも大事なのが高校数学と高校物理の範囲だと思います。
大学でも春学期までは高校の範囲をもう一度やるような感じです。
秋学期以降も7割くらいは高校数学・物理に毛が生えた程度のことしかやりません。
まぁなので高校数学と物理はめちゃくちゃ大事です。
それから大学の内容を予習しようと思っても、義務感のない状態で勉強するのであまり頭に入りません。
くどいようですが、高校までの範囲を復習するのがおすすめです。
大学で改めて数学や物理に向き合ってみると、高校数学や高校物理がすごく上手い具合に体系化されていることを思い知ります。
それではみなさま、最後の高校生活をどうぞエンジョイなさってください。
レポートに困ったらこちらの記事もご覧ください。