ひとばん寝かせたカレーはとてもおいしい

Twitterに載っけられない長文置き場

HIKAKIN氏の言葉

石川由依さんご結婚おめでとうございます。

捗る。

 

入門物理学に入門しない

弊学理工学部は、幅広く学生を取っているようで、理系だけど数Ⅲを履修していない人とか、物理をやっていない人とか、結構物理とか数学に苦手意識を持っている人もいるみたいです。まぁそういう人は、化学とか生物がつよつよなんでしょうけど。私は全部できないので、本当に救いようがありません。

で、そういう人のために、一応の救済措置として「入門数学」「入門物理学」という講義が用意されています。これらは、必修授業であるガチ数学とガチ物理の授業の補講的な立ち位置にあり、事前テストで揮わなかった人のみが履修できます。

当然事前テストで揮わなかった私は大学物理数学についていけるかめちゃくちゃ心配だったのでハナから両方履修するつもりでいましたが、1ヶ月経ち、入門物理学の方は登録解除するに至りました。これにより、物理に関しては完全な丸腰になってしまいました。

入門物理学の初回授業では、NASAのコンセンサスゲームをやりました。グループが月で遭難したと仮定して、定められた持ち物の中から話し合って優先順位をつけるというディベートゲームなのですが、おふざけが過ぎると思いますよ

意図としては、恐らく話し合いの練習ということなのですが、そんなことをやっている暇はないのです。ガチ物理のほうは位置ベクトルだのマクローリン展開だのを、先生の説明もほとんどなしに課題で出されているというのに、何だって入門物理学ときたら、どっちのおもりが下がるかな。どっちのばねが伸びるかな。さぁみんなで話し合って!

https://koryamata.jp/gazo/cap/shingeki06.png

馬鹿らしいよ。

やってる先生は、何か物理教育の専門家らしき人なのですが、まぁ専門家だからしょうがないというのはあるにしても、こと教育においては完全に空回りしていると思いますよ。ガチ物理のフォローアップであるという講座の需要を全く理解しないで、ただ単に「物理 is fun!」という自分の教育の理想を押し付けてるだけですよね。

私は4月の所見にこう書いたのですが

大学の先生は研究者なので、わかりやすい説明や授業を求めてはいけません。自力で学び、質問し、学びを深める。授業は先生の独り言。我々はその独り言を、高いお金を払って聴いている。先生はそのお金で研究する。大学はそういう場所です。

独り言を言ってるだけならいいのですが、それで課題が多いのが面倒くさい。

吊り橋について調べよう!輪ゴムで実験!バネのデッサン!歩く速度を計ってみよう!面倒くさいと物理嫌いになっちゃうけど、いいの??

それから入門数学は残しておきましたが、こっちもなんかあまり有効ではないような気がするので、消しておけば良かったかなと後悔。もう履修取り消し期間は終わってしまったので、こちらは最後までやり切ることにします。

 

ぬるま湯理系

高校までの数学と物理は、学習指導要領に沿ってカリキュラムが決められているし、しかも大学入試の範囲になることもあって良質な参考書や問題集が簡単に手に入りました。ようは書店に行って「数学参考書」「物理参考書」の棚を見上げれば、必ず参考書や問題集と出会えたわけです。そもそも学校で問題集は配られるので、あえて買う必要もありませんでした。

さらにYouTubeで単元を検索すれば、わかりやすい授業動画がたくさん出てきました。トライさん、本田さん、たくみさんにはお世話になったものです。

さて、大学では決まったカリキュラムはありません。何をやるか、何を取り上げるか、どんな方法でやるか、全部先生次第。そもそも問題が効率的に解けるようになることは大学数学や物理の最終的な目標ではないので、問題集も存在しません。頼れるのは(恐らく先生の書いた)教科書と、それに載っているわずかな演習問題だけです。しかもその演習問題には、なぜか解答がありません。

さらに、先生が課題で出す問題には、類題が存在しません。高校までは、出される問題には必ず問題集に類題があり、解答と照らし合わせて道筋を確認して解いていくことができました。

しかしここでは類題などありません。仕組みがわかっていないと、そもそも解き始めることすらできないのです。

類題が載っている本を探そうとして、書店や図書館に行きます。

私は呟きます。「え大学数学/物理の問題集ってどこ?」

そんなものありません。

解答を見て問題を解くという、付け刃的な勉強はもう終わりにしなければなりません。そもそも、解答がわかっている問題など、最初から存在しないのですから。

おまけに、課題として出される問題には、授業で扱っていない要素が普通に登場します。先生曰く、「ググれば出てくる」とのこと。

いや出てくるケド。

まるまる高校物理範囲の授業をした後に、

x(t)=h-v^2∞/g log(cosh gt/v∞) これ微分しろだからね。coshってなにー⁉️(cv.見取り図 盛山)ってなるやん。

ちなみにcoshは「ハイパボリックコサイン」という、三角関数の亜種です。

もうヨビノリなくして生活が成り立たないレベルに到達しました。

ぬるま湯理系のみなさま、覚悟なさったほうがよろしいかと思います。

 

HIKAKIN氏の言葉

大学生は人生の夏休みといいますが、まぁ確かにそうなのかもしれません。ほとんどがオンライン授業というのもあり、課題はそこそこありますが空き時間も結構あります。少なくとも昼過ぎに悠長に横になってお昼寝できる程度には。

そこで、別にお金目当てではなく、経験目当てでインターンに参加してみることにしました。

勉強しながら金もらえるなんて最高じゃんみたいな。

インターンというのは大学3年生くらいからのイメージがありますが、別に1年生からでも参加できます。ただ1年生でインターンやってる人は珍しいので、共に歩む戦友みたいなのはできません。1年生からインターンやるのは起業志望の子とかが多いらしい。

で、1件ご縁があり、そこで晴れて働かせてもらえることになりました。今までWebのことを色々とやってきたのでWeb担当としてマーケ、SEO、記事作成などー

ーをやるはずだったのですが、オフラインでの打ち合わせの後に突然LINEグループから軒並み削除されて、追放みたいな感じになってしまいました。

「あれなんか悪いことしたかな...?」と打ち合わせの時の自分を振り返ります。

自己紹介で自分語りしすぎた?

(愛想)笑いが足りなかった?

目が細すぎた?眠そうだった?

「なんでスーツ着てきたの?」に「服選ぶのが面倒だから」と答えたのがまずかった?

肌が荒れてた?いやマスクやし。口が臭かった?いやマスクやし。

もしかして独走しすぎたか?

あれ?これか?またやってしまったか?

勘ぐりは大正解でした。後にきちんとしたオンライン面談の場が設けられ、代表の方直々に「協調性がない」(超意訳)と言われました。どうやら、サイレントでLINEグループから除名されても仕方がないくらいに、手がつけられないレベルで協調性が欠如していたようです。

考えてみれば、プロジェクト代表をさしおいてめちゃくちゃ意見していました。でもあのアイデア達ほとんど私が出したんだけど、あの後私抜きでプロジェクトちゃんと回るんだろうか...。

とこのように、放っておくとまた自己本位な思考に走る始末。もう救いようがなく自己中で、自信過剰です。はぁ、トイレットペーパーになりたい。いや、なりたくねぇや。くさいもん。

これに対し言い訳も少ししたいところではありますが、ひょっとすると悪口になりかねないのでやめておきます。てか自他ともに認める協調性の無さなのに、よくゴリゴリチームプレイのバスケ部を高校まで続けられたもんだな。どういうことなの。

集団で物事をやろうとすると絶対に自分の行く手を阻む者が現れますよね。それも味方側に。「ここをこうすればもっと効率いいのに」「ここをこうしたらもっと良くなるのに」という自分の意見は、偉い人や声の大きい人によってかき消されて揉み消されてしまうことが多々あるわけです。事情を知らない畑違いの人ほど、よく口出ししてくるというのもあるあるです。

こういうのってこっちの気分もあまり爽やかじゃないし、厄介じゃないですか。だから全部ひとりでやりたい。自分の力量に見合った範囲のことを、自分の頭で考えて、自分で実行する。

もちろん人間社会に生きる以上、ほんとうに全部をひとりでやることはできないし、自分に到底できないことは他人にお願いするわけですが、それでも自分が手掛けている部分に関しては、横やりが入るのはシャットアウトしたい。求めたら応えてほしいけど(これはアドバイス)、求めてないのに意見されるのはごめんだと。

そんなことを考えていたら、再びHIKAKIN氏の言葉「1人でやって責任も利益も独り占め」が鮮やかに脳裏に浮かんできました。この言葉と邂逅するのは、高校の文化祭の時に私が無双した時以来です。そしてこの言葉が浮かんでくるとき、たいてい悪い気分ではない。

ということで、今私がフリーでやっているココナラでのライティングの仕事(https://coconala.com/users/1769847 ←依頼募集中)を、来年1月から事業化したいなと考えました。確定申告は1月区切りなので、今から準備すれば時期的にもめちゃくちゃちょうどいいではないかという。

これを事業化してしまえば、私は誰にも邪魔されることなく、より効率的にお金を稼ぐことができます。

すばらしい。俺はヒカ様になるんだ。

こちらは私の彼女である数学のスーちゃんと物理のブーちゃんと相互協議のうえ、留年しない程度にやっていきたいと思います。なお現在、スーちゃんとは破局協議中であります。

とはいうものの、インターンは「就業体験」なので、社会を見るという意味でとても濃い経験をすることができました。ここで言っても届くことはありませんが、短くても関わってくださった方に感謝を申し上げます。